【ナナホシの投資先分析】4512:わかもと製薬
お久しぶりです。
Activist TImesです。
今回は、ナナホシ・マネジメントが投資するわかもと製薬についてちょこちょこリサーチをしましたので共有いたします。
今後時々銘柄分析をしながら、その内容をNoteにまとめたり、ふとしたアクティビストニュースを投稿していきたいと思っております。
簡易分析はやはり企業の有価証券報告書とバフェットコードさんを活用するとやりやすいですね。
バフェットコードさんにはいつも感謝しております!
バフェット・コード | ワンストップで効率的な財務分析ができるツール (buffett-code.com)
それではどうぞ!
わかもと製薬とは
〇会社概要
わかもと製薬は医薬品メイカーで、主に眼科領域に特化した医療医薬品、ヘルスケア製品の開発、販売を行っています。
乳酸菌を用いた医薬品・医薬部外品。健康食品の開発にも尽力しております。
セグメントは4つに分かれています。
①医薬事業:眼科領域の手術補助剤や、先端医療品、ジェネリック医薬品、サプリメントなどを取り扱う
②ヘルスケア事業:主力商品の「強力わかもと」に加え、口臭予防を訴求した薬用歯磨き「アバンビーズ」などを取り扱う
③グローバル事業:アジア圏、ヨーロッパ圏を中心に「わかもと」などの原料輸出に係る業務と、新たなライセンスイン・アウト活動も実施
④不動産賃貸業:コレド室町関連の賃貸業が主たる事業
ビジネスモデルは以下の通り↓
会社紹介動画は以下より↓
〇主要指標の状況(2024年3月22日時点)
財務諸表データだけをパッと拝見すると、
内部留保が高いが、ROEも低く、PBRも1倍を割れている典型的なアクティビストに狙われやすい企業に見えますね。
〇株価
株価は直近3年で見ると大幅に低迷していますね。
〇売上・利益
売上は右肩上がり。
利益は2020年の赤字幅が顕著でしたが、少しづつ赤字幅は縮小しているようですね。
〇株主還元
配当金額・配当性向については以下の通り。
新型コロナウイルスが蔓延し始める前年から無配でしたが、昨年から株主還元を再開したようですね。
〇政策保有株式
政策保有株式の金額は、約248千万円。
連結純資産の約20.9%程占めており、非常に多いですね。
〇関連当事者取引
関連当事者取引は特になし
〇直近のリリース
・配当予想の修正
2024年3月期の期末配当予想を未定→3円に
・社外取締役候補者の選任のお知らせ
新たに社外取締役として樋川加奈氏を選任
社外取締役が増員され、ガバナンス強化を実施
ナナホシマネジメントの提案を受けて、少しづつ変革している動きが見えますね。
まとめ
本日のリサーチ内容をまとめると、、、
①株価は長期的に低迷
②売上は減少傾向ではあるものの、利益は回復傾向
③株主還元は少しづつ実施
④政策保有株式は多め
本日はここら辺で!
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