アビスパ福岡のサポートファミリーになった話
「ちょっといい?」
GW明けの5月某日、上司に呼び出される私。
声色、言い方、表情。どれをとっても悪い予感しかしない。
そしてその予感は的中。
「最近のツイッターのことなんやけど。」
「はい…。」
「ちょっと公私混同しすぎやない?」
「…。」
「アビスパを応援するのはいいんやけどさ、こないだ休みの日にも投稿しとったやろ?」
「…はい、あの…テンションあがっちゃって。」
「まぁね。気持ちはわかるよ。でも会社が休みの時は個人のアカウントでよくないかな?別にウチはスポンサーでもなんでもないんやし、あくまで中の人が個人的に応援しとるだけやろ?」
「はい、そうですね…。なのでハッシュタグで休みの日にごめんなさいって…」
「そういう問題じゃないよね」
「…。」
GW明けでテンションど底辺のなか、追い討ちをかけるように上司からレッドカードを突きつけられ、完全に魂の抜け殻と化しヘコむ私。
しかしまぁ、ぐうの音も出ないとはこのこと。言い返す言葉もありませんでした。
そりゃそうだ。
ついこの間まで“にわか”どころか全くアビスパに興味なかった人間が、たまたま観にいった試合でハマって、つぶやいたり、記事を書いたりして、たくさんの方に反応していただいて、舞い上がって、調子に乗っていたんです。
・・・でも。
やっぱり、福岡に拠点を構えるいち企業として、会社としても地元チームのアビスパ福岡を応援したい。会社の営業日だろうとそうでなかろうと発信したい。
どうにかできないか・・・?
そこで、最強の助っ人に力を借りることにしました。
・
・
・
上司に怒られて数時間後、会社でいちばん味方につけたい人に声をかけました。
「社長、サッカー好きでしたよね?」
「うん、好きやけど、なんで?」
「今度の日曜、アビスパの試合あるんですけど、一緒に観にいきませんか?」
「え〜、行かんよ〜。」
「いやいや、一回だけ!一回だけでいいんで行きましょうって!おもしろくなかったら2度と行かなくていいので!いや2度とは言い過ぎましたけど、まぁなのでほんといっか・・・」
「わかったわかった(笑)!行く行く!」
と、快諾していただき、一緒にアビスパの試合を観にいくことに。
試合を観てもらって、アビスパの良さを分かってもらう。話はそれからだ。
そして来る5月9日(日) 、対柏レイソル戦。
社長をファンにしたいという思惑もあり、いつも以上に応援にも力が入りました。
▼その日の様子がこちら
結果は見事勝利!!
なんとこの時点でリーグ戦4連勝。昨シーズンまでJ2だったチームとは思えない快進撃に、さすがに社長も興奮してる様子でした!
帰りの車中、まだ勝利の興奮冷めやらぬタイミングで、ここぞとばかりに例の件を相談。
「実はこの間ツイッターのことで怒られちゃったんですよね。休みの日に会社アカウントで・・・(略)・・・って。」
「あー、それちらっと聞いたよ。まぁ確かに怒られてもしかたなかったかもね。」
いくら上機嫌とはいえ、さすが社長。冷静。
「やっぱりそうですよね。休みの日まで会社のアカウントで個人的なことつぶやくのよくないですよね。」
「そうやねー。それやったら会社でなんかしらアビスパのスポンサーみたいなことしたらいいんやない?」
えっ・・・?
社長、いま、なんと・・・???
えーーーーー!!まじかーーーーーー!!!!!!
状況は私さえ予想だにしなかった方向へ。
これは嬉しすぎる誤算。
ほんっとびっくり。
試合が終わって次の出勤日、善は急げと早速アクション。
とは言っても、スポンサー?広告?どんなものがあるのかよく分かってないので、ひとまずアビスパの方へ相談することに。
ツイッターでフォローしていただいているご縁で、アビスパ福岡営業の大野さんにご連絡したところ、すぐにご来社いただきました。
あれこれ熱心にご説明してもらいながら、サッカーやJリーグの話で盛り上がったりして、トントン拍子でお申込みまで完了。
こうして、晴れてアビスパ福岡のサポートファミリーとなりました。ゴラッソ!
(大野さん、本当にありがとうございました!)
※これで上司にとやかく言われることはありません!やったぜ!
そんなこんなで、微力ではありますが、会社としてアビスパ福岡をサポートさせていただくことになった弊社。私がのめり込み始めてほんの2ヶ月でここまでなるとは到底想像できるものではありませんでした。
どれもこれも、こんなにも事が上手く運んだのは、アビスパがJ1の舞台でちかっぱ快進撃を見せてくれているからだと思います!5連勝って(5/21時点で)、、、ほんと嘘みたい。すご。。。
まだまだにわかに毛が生えた程度のアビサポですが、これからは会社として、そして私個人としても、もっともっと、アビスパ福岡を応援し、先輩サポさん達に追いつけるよう精進してまいります!
がんばれ!アビスパ!
#行こうその先へ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?