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ファンドマネージャーに確実になる方法

目次

1、運用会社の定義
2、運用会社の仕事って?
3、投資信託って何?
4,ファンドマネージャーに確実になる方法(お察し)

さてさて

運用会社というのはどうにもニッチな業種のようで、僕が学生のころは「そういえばそろそろ就職だな」と思い始めるくらいのころには運用会社なんてものは知らなかったし「エントリーシートまじメンドー」とか思っている頃にも知らなかったし、たまたま受けた会社が運用会社だったので知ったくらい、志の低い学生でした。

色々とめぐり合わせがあってたまたま潜り込んだ運用業界ですが、とはいえ、この仕事が人で賑わうようになってほしいし、なによりこの仕事が好きなので、運用会社に就職したいと思う人向けにメモ書きしたいと思います。

今回は一番興味を持つことが多いであろう、「ファンドマネージャーに確実になれる方法」です。

今回の運用会社の定義

運用業というのはニッチなのに色々分かれるため、先輩諸氏に突っ込まれるのが怖いです。なので、細かい定義付けして逃げます。

【今回取り上げる対象】
投資信託委託業者(投資信託を日本で組成・運用できる会社、100社くらい)

【対象外】
投資顧問業者(700社超、なお投信協会員会社は大体こちらも加入)
信託銀行(年金運用など、「運用業」で力を持っています。)
証券会社(ラップ口座や投資一任など、運用業をする場合もあります)

※ちなみに上記のカテゴリは超ふわっとしています。投信委託業者でも投資顧問業者を兼任している場合もありますし、信託銀行も当然投資顧問業者であったりします。ちょっとめんど複雑なのでそれは機会があれば。
今回は「投資信託っていうのを主業務にしている運用会社について」と思って貰えれば大丈夫です、うん多分。

具体的にどこやねん

https://www.toushin.or.jp/rep/link/
上記リンクの投信協会の正会員です。

運用会社の仕事ってなに?

投資信託の運用会社でもそれ以外でも、運用会社の仕事は次の2点で表すことができると思います。

1,お客さんのお金を投資信託という金融商品を通じて預かり
2,増やすべく資産運用を(肩代わりして)行う

投資信託ってなに?

それについては投資信託協会とかで勉強してください。

ファンドマネージャーに確実になる方法

ありません。
それだけだと役に立たないので、もう少し書きます。

1,まず投信会社のすべてが新卒採用をやっているわけではない
2、国内系と外資系で結構違うと思う

まず1についてですが、投信会社の中でもそこそこ大きくならないと新卒採用やってなかったりします。あとはグループで採用して運用会社に配属してたケースも過去にはあるようなので、まず入れるのかどうか(どこでも一緒なのですが)という問題があります。
次に2についてなのですが、外資系運用会社の日本拠点に新卒で入ってファンドマネージャーという例は聞きません。あるいは有るのかもしれませんが、新卒採用という時点で募集しているのは営業系の職種だけではないかと思います。もし見つけたら超レアか、その人が超優秀というケースなのではないかと。外資系で運用したい人は最初から海外留学とかしてたほうがいいです。今更言うなよって言われそうですけど。

外資系の運用会社にファンドマネージャー志望で話を聞きに行ったら鼻で笑われたっていうのは結構聞きますけど、そんな笑わなくてもいいのにな…って思ったりはします。

勝手にもってきたら怒られるかもだけど、だいたい同意します。

運用業界って1万人くらいしかいない零細業種なんで、まず入るか入らないかが大きな問題だと思います。次に中途での採用って他業種からはあまりやらないので、なにか特殊なケースでもない限り、社会人の途中で全然違う畑からファンドマネージャーとして飛び込むってケースはほとんどないんじゃないかな…。

もしファンドマネージャーになりたいのであれば、日系の運用会社にまず入ること。そして地道に手を上げ続けることが王道なんじゃないかなと思っています。あと投資信託の会社じゃなくて投資顧問(ヘッジファンドとか)になりますけど、そちらでのファンドマネージャールートには以下のような方法もあるようですよ。

返信先: @ActiveIndexさん
日本株の運用したいならセルサイドでアナリストかセールスやって、HFに名前売って転職するのが一番理想的で確率も高いと思ってます。

ほかにも良い方法があれば教えてください。僕そもそも運用じゃない人なので。(じゃあ書くなよっていう)

ちなみに非運用畑の人間からすると、他のエリアにも興味をもってほしいのでこちらのツイートも取り上げておきます。

まとめ

まあ当たり前ですけど、運用者に確実になるほうほうはまあないですよね。今回は投資信託の運用会社で運用者になる確率が高くなりそうなアプローチを解説しました。
途中で出てきましたけど投資顧問でのファンドマネージャーになりやすい方法とか、他には信託銀行でのファンドマネージャーになりやすい方法とか、実は同じような仕事でもアプローチ違うケースもありますので、今回のはあくまで投資信託の運用会社だとこうなんじゃないかなーという経験則でした。