day26 実話から映画化された最も好きな作品 タイタンズを忘れない

 実はこのお題を見つけたときからこの作品を選ぶと初日に決めていた。  

 1971年、白人黒人混合となった高校アメフトチーム・タイタンズの実話を題材にした物語。約50年前の話なのでかなり昔の話。
 差別を大々的に扱うのではなくあくまで高校生の青春スポーツものとしての側面が強い。血気盛んな男子高校生が、合宿の名のもと集められ、最初は喧嘩するけれど、互いを知るうちに同じ人間であることを理解していくのが素敵だった。

 作品を通して教えてくれるのは人種の違いが能力の優劣を決めるものではないこと。黒人だから足が速いとか白人だから能力が高いといった偏見ではなく、試合の状況や個人の能力に応じた采配をするコーチの働きは見ていてすがすがしい。人種差別問題で再び揺れている今こそぜひ見てほしい作品。

高校時代、現代文の先生に勧められて、親と観に行き、感動して次の日職員室まで話に行った、個人的にも思い出深い映画

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