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現場で構築即行動。すべて本番。「構築とコンピテンシー」で養う現場力

変化スピードが超加速する時代には、ますます現場力が必要に

今年に入り、世界の変化スピードが予想以上に速いと感じ始めていた矢先、大変革を迫られるような大きな社会的リスクが地球規模で立ち上がりました。

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自らの思考能力や判断力や行動力が問われる現場が増えていくスピードにも加速がかかりました。
体当たりで生きていくとき、闇雲に手当たり次第というのではなく、知識が重くなりフリーズ状態にならないようにという前提は必要ですが、普遍的な人間の行動メカニズムの知識、情報アクセス力・分析力、基礎的な構築力、行動するしないどちらも含め生産性のある対応をする行動特性を養うことも大きな助けとなると思います。
新型コロナウィルス問題を実例とすると、上記の全てプラスαの要素が必要になってくると思います。

現場でほんとうに役立つのは、知識にも増して構築力・行動力であるということは、場数を踏んだ強者の方々にとっては、時代に関係なく常識なのでしょう。
筆者の経験値はまだまだ少なく、発展途上ですが、日々行っている仕事の中でこれらの要素が必要なことだけは実感しています。

「構築とコンピテンシー」では、これらの素養を体験の中で培えるように人間や社会のメカニズムを伝えています。
経営コンサルタントでもある講師が、マンツーマンで行っている本格的なコンサルのエッセンスを垣間見るチャンスでもあります。

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コロナショック後の閑散とした東京駅周辺

構築力

この時代に必須の要素であるこの構築力は、一朝一夕で養えるものではありませんが、創造的に生きていきたいならいつの時代も必要です。
それが得意な、一握りの人が構築した成果を、多くの人が享受していた時代は終わり、他者の構築した成果では追いつかないほど、変化のスピードも幅も今は桁違いだと感じています。
どのようなことを意識し、どのような実践をしていけば実際にこの能力が育っていくのかは、スペシャリストである講師から直接聴いてください。
私が語りすぎることを避ける理由は、まだまだ説明し過ぎて、可能性の広がりを狭めてしまうからです。
結構精妙な判断を要するところだと感じています。

この構築の能力も、前向きな行動特性の上に成り立つものです。

コンピテンシー(生産性のある行動特性)
自分の変化を感じるきっかけとなった今回のコロナショック

新型コロナウィルスのニュースが流れる2日前に、自宅近くの道を歩きながら
「嵐の前の静けさ」という言葉が脳裏に浮かび、不安感を覚えたことを思い出します。
まさかこれほど世界規模の問題が立ち上がるとは思っていなかったので、驚きました。

毎日新たに報道される関連ニュースの数々、それぞれの現場でそれぞれの対応が求められています。
東日本大震災のときは、しばらく何も手につかないほどメンタルが不安定になった筆者ですが…今回は、不安な気持ちはそこそこに、とり急ぎリスクマネージメントを構築し、やるべきことに淡々ととりくむ思考に速やかに切り替えました。
人一倍不安症だった筆者が、徐々に感情にのまれなくなっていき、さらには感情の極端なゆらぎが和らいできていることを確認できました。この講座で語られるような行動特性を知らぬ間に養う機会を得ていたのではないかと想像します。

変化には第三者からのトリガーが必要

ほとんどの人にとって、生産的な行動特性へ変化をしていく過程には、実際に体現している先達者からヒントをもらったり、インパクトを得たり、新たな視点や思考法を得たりという段階が必要なのだと思います。
その他の様々な、例えば非生産的な行動特性も同じように他者から学ぶことも大いにあります。
鵜呑みにせず、思考停止にならないことでどちらも生かせるものだとは思いますが、知らず知らずに影響を受けるのが人間です。

過去に
「誰とどこで何をしているか。」
ということが人生のすべて。
と語る講座講師に出会ったことがあります。

その「誰と」という部分は
実際に人生のキーになってくると実感しています。

どちらの方向へ目を向け生きていくか。

誰と時間を過ごすかということがその方向性に大きく影響を与えることは避けられないようです。

ベクトルの方向をセッティングする前に自覚したほうがよいことが、ここでひとつ思い浮かびます。
目を向ける方向の舵取りをしているはずの自分の意思は、すでに過去の環境の影響を受けているということです。
人は、さまざまな人や環境に影響を受け、自分の思考グセがついていき、盲点もつくられつづけています。
どちらの方向へ向かって生きるかという選択自体が既に…

今まで誰と過ごしてきたか

というところに影響を受けています。

それをどうこうしなければならないということを、言いたいのではなく、
そのことの自覚があるとないとでは、全くちがうと感じているのです。

ひとつ傾向としてあるのは、思考グセを保持したまま、ベクトルの向きを設定しても、広がりのないスパイラルとなることが往々にしてあるということです。

トリガーとなる思考を揺さぶるインパクトが必要というのは、停滞軌道に変化を起こすには「自分外」の要素をぶつけるしかないというのが理由のひとつです。

他者との関わりのヒント

自覚があると思考停止になりにくいのではということもいくつか思い浮かびます。

腑に落とし切ってしまわないこと。
自分の概念に当てはめてしまわないことで、情報からの可能性がより広がります。
これは5年前からくりかえし伝えていることです。

もうひとつは人が話している内容をきちんと聴くことはとても大切ですが…
それは結構「うそ」が多いという大前提を知っておくことです。
そのことは、嘆くことではなく、人間の本能的な行動特性として知っておくとよいと思います。時には意識的に、時には無自覚に、時には無邪気に「うそ」を言うのが生身の人間です。
まったくのそのまま真に受けることが素直というのとは違うし、自分の短絡的なところを自覚することで視点が増えると思います。真に受けるのとあえて相手の言葉に乗るのは大違いだと思います。
まだまだ真に受けがちな筆者は、せめてもと「うそも想定内」で話に耳を傾けています。
うそだとどうしても困る場合は、相手に念押しをして確認しています。
講師の松平氏は、大切なことは「3回」くり返し確認するようにとアドバイスしています。

その人がどのように生きているか。それはその人が話す言葉ではなく、生き方のほうを観ればわかることも幾らかはあります。必ずしもそれを判断基準にすべきと言いたいわけではありませんが、言葉よりはその人となりに関しての情報を得ることはできると思っています。

とはいえ…
よく観て、共に時間を過ごす人を選ぶとしても、それぞれの今をリアルに反映すればよいのでしょう。
あえて選ばない!という生き方を選ぶ!のもありだと思います。

筆者の場合は、過去に福祉関係の仕事をしているときは、同僚や利用者の方を選ぶことは一切しませんでしたが、現在の活動で関わる場合においては、信頼できるかということと、腹が座っているかどうかの確認は活動の特性上、講師の視点をもらいながら行うようにしています。投げ出す可能性のある状態の人と仕事をすすめていくときは、リスクを織り込み済みで行うこともありますが、周囲まで広く巻き込むリスクは避けざるを得ません。

何れにしても、判断基準が自分の感情に強く流されるものであるならば、生産性のある生き方へベクトルは向かないと感じています。
そういう現実があるとしても、選択するのは自由で自己責任です。
この感情でということに関して、自分が過去にあまり疑問に思う機会がなかったと思う思考グセがひとつ思い浮かびます。
「人柄」で判断するという習慣です。
私に限らず広く人の意識に根付いていると感じています。
「人柄」をどこでどう判断し、そもそも「人柄」が良いことが自分にとっての何なのか、考えてみることもほとんどなかったと記憶しています。
例えば、人当たりのよい人との時間の中でどれだけのリアルな情報を伝え合えるのか。
尊敬という概念の本質は何か。尊敬という意識状態から何が育つのか。
体裁に隠された盲点に大切な要素は隠れていないか。
自分の感情にとって都合のよい人に甘えていて成長できるのか。
あまりそこまで観察したことのない場合は、ときには大掃除をするときのように、丁寧に自分周りのことを観ることから、ほんとうにベクトルを向けたい方向への一歩がはじまると思います。

「構築とコンピテンシー」の活用法

「構築とコンピテンシー」は、
無難に生きていきたい人はその意識を見直す機会に活用し、いろいろ挑戦もしながら人生を存分に味わいたい方向性の方には実践に活用し、ビジネスをダイナミックに展開したい人は具体的なアドバイスを受けとりにと、さまざまに活用できる講座だと感じています。

しかし、これも筆者個人の視点でしかありません。
自分次第で無限の活用が可能な講座だと思います。
この記事も鵜呑みにせず、多くの情報の断片から、自分の感覚に問いかけてみてください。

Activateplaceの講座は、自分をそこに投じて、自分で見出したり、行動のトリガーを得たり、あくまでも自分主体の講座ということは改めてお伝えしておきたいと思います。

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↑2020年3月14日開催「構築とコンピテンシー@熊本」
ライブが信条のActivateplaceの講座ですが、今は新型コロナウィルス感染拡大防止を第一義とする社会的意図を汲んで、オンライン対応をとりいれました。活動自体の自粛は抽象度を上げて観るとマイナス要素が上回るため行わず、工夫して継続という形としました。活気がなくなるということが及ぼす社会的健康被害も判断要素には必要と考えます。

Activateplaceの公式サイトの関連記事です。

2019年9月20日にて「自己観察PRO」は終了し、
同年10月から「構築とコンピテンシー」が始まりました。

「自己観察」は思考法や瞑想法ではなく
そこに「在る」もの。
でも…
言葉という媒体を通すしかないことで
聞くと同時に受けとる側はそれぞれの概念の中に落としこみがちで、
ひとつの固まった現象化を「自己観察」であると腑に落としてしまう可能性をはらんでいました。

実際に受講者が「自己観察」を原因結果を含んだメソッドに落とし込み解説している例もあるようです。
言葉の概念は、ひとりひとりちがいますので、それは構わないのだと思います。
しかし、Activateplaceで言及している「自己観察」は、メソッド化するのは不可能なところのものではあります。

講座を続けていくうちに機が熟し…
もっと、ひとりひとりの実体の生活や仕事面の現実に対するアドバイスのほうが現実的であり、同時に、そこにこそ「自己観察」のリアルがある。
…ということに、参加者の多くがシフトしていきましたので、
「自己観察」を解説する部分は縮小して…
コンサルティング色の強い講座へと生まれ変わることになりました。

結果、さらに開かれた講座となり、
はじめての方も参加しやすい内容となりました。

そして、さらに…数ヶ月経った頃に、
時代の変化の激しさに対応すべく
新たな講座へと刷新しようと準備していましたが…
・「構築」できる能力が、この変化の激しい時代においては、やはりとても重要。
・あまりにも答えを与えられすぎ、求めすぎる、そんな私たちがこの「構築」になじむには、予想以上の時間がかかる。
・時間はかかるけれども、恒久的に活用できる能力を身につけるほうが一生を通しての財産になる。
ということなどに主催者側も気づいてきました。

まずはこの言葉だけでも、意識にあげることができるよう、
名称を変更することをやめ、続行することになりました。

同時に、「構築」力を養う、半年間のマンツーマンのプログラムも始動しました。
(こちらは、さまざまな情報から構築していく実践力を養うワークと、ワークにおける構築力の診断を行いつつ、実際のビジネスなどに生かしながら、経営者感覚を養っていくプログラムです。)

講座は、構築力を養うというところを中心に、実力を養う場としてしばらく続行です。
「コンピテンシー」(生産性の高い行動特性)については、
自己観察PROの頃から引き継いでいる内容ですが、こちらも時代の要請です。
一朝一夕で身につくものではありませんが、
6年前から受講経験のある方で、この行動特性を身につけはじめている方がたくさんいます。
もちろん、歩みをゆるめると「現状維持機能」はすぐに立ち上がりますので、
その行動特性が自動運転になるまでには、一定の時間がかかります。
この行動特性を身につけることが目的やゴールではないのですが、
ちょっとした方向性としてのものです。
目的達成にがむしゃらになるよりは、
その変化のプロセスそのものを体験として味わっていくというスタンスが、
結果としての効果も高いようです。
それは、人間のメカニズムなのだと思います。
その辺りのことは他の多くの研究や学問においても言及されていると思います。

Activateplaceのように開かれている場というのは、
厳しい側面もありますが、平等な世界でもあります。
「自分次第」「自己責任」で自分を育てる場に身を投じ、その後も歩みを進めるかどうかも「自分次第」「自己責任」という意味です。
この「自己責任」感覚というのも、飼い慣らされた私たちには書き換えの必要なものですが、これからの時代は特に必須の感覚といっても過言ではないと思います。

「構築とコンピテンシー」だけではありませんが、Activateplaceの講座はビジネス講座としての側面もありますので、
社会的な法規範や人間性についてもバランス感覚を身につける場でもあります。
マジョリティに従う規範ではなく、
当人や社会全体にとって生産性が高く、理にかなっているほうの規範を大切にしています。
エモーショナルな部分は文化として味わっていくというスタンスです。

講座に関しては、これから自己改革をして生産性を上げていこうという意思のある方や、既に事業や創造活動など現実的に動き出していて、具体的なアドバイスがほしい方などに適しているという側面はあると思います。
メンタル面の癒しを求めている方には適さないかもしれませんが…
根本的にそれを解決するのも、この行動特性であるという現実はあります。

人によっては厳しさを感じることもあるかもしれません。
実行するしないは当人に委ねられていますが、アドバイスの内容は、自分の思考の及ばないところであることも多々あります。
まさにひとりひとりが自分の限界を超えて立っていくプロセスの成長痛ともいえます。

引用 https://activateplace.com


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