【面接対策】中高年の転職、面接で好印象を残す話し方とは?
アクティベイト株式会社、海老一宏です。
今回は皆さんに面接で好印象を与える話し方についてお話しさせていただこうと思います。
多くの方がどのように自分を見せたら良いかに悩むことが多い面接の場。
そしてそこで好印象を与えることができる人材が有利なことは間違いありません。だからこそ、あなたにとって最適な表現を見つけていただきたい、そのためのヒントになればと思います。
面接での経歴の話し方
面接で好印象を与えることを目指し皆さん色々と悩まれるわけですが、実際にそれを実践できる人は一体どんな人でしょうか?
きちんと想定問答を練習してきた人でしょうか。
否、自分を取り繕うことなく等身大の自分で真っ向勝負した人です。
その理由は、当社がご紹介する幹部候補の方との面接を行った時のことを例に出してお話ししたいと思います。
約一時間半、私は幹部候補を紹介した責任者として、面接に立ち会いました。和やかさの中にも緊張感がある面接でしたが、私は候補者のU氏の大変素晴らしい態度に感服しました。
「等身大の自分」で立ち向かう
自分が働くことになるかもしれない会社の社長との面接は、転職活動においては一番の勝負どころです。緊張してしまい、想定問答などの練習してきたもので臨んでしまう方も多いでしょう。
それも無理はありません。
しかし、U氏は違いました。
用意したレジュメを見ることもなく、ご自身の仕事人生の経歴を澱みなく話しました。それに加えて、その時々の苦労や成功体験などのエピソードも交えられていて、まさに面接のお手本のようでした。資料はなくとも話の中身でそれを伝えられるのが、真のビジネスマンでしょう。
U氏の面接での話し方と内容は、ご自身の人生への取り組み方が素直に表現されいるものでした。
つまり、U氏が常に困難に敢えて向き合い、工夫して乗り越えていき、実績を出してきた証拠を、面接の話し方で提示したのです。
若いビジネスマンは何をすべきか?
今、ジョブ型採用が拡大しています。つまり時代は、入社した新入社員をじっくり育てて幹部にするという長期的視点での採用や教育が少なくなり、企業は必要な人を必要な時に必要なだけ採用し、要らなくなればそれなりの対応をする
という変化の過渡期にあります。
ということは、20〜30代のビジネスマンに求められるのは何でしょうか。
答えは、
専門性の高いスキルを身につけることです。
これからの時代は、専門性と経営が両方とも必要になる時代です。
40代、50代の人はどうする?
もしかしたら専門性によっては、経営とは無縁で会社の中ではスペシャリストとして仕事を全うしてきた方が多いしれませんね。
それなら専門性を手に入れるために苦労したことや成功体験を思い出してください。必ず、あなたが手に入れた知識・経験・スキルが経営に繋がっているはず。
中高年の転職者にとって、自分が積み重ねてきたことが全ての答えです。
そこに誇りを持てる人が転職に成功する人だと私は思っています。あなたのそのキャリアを最大限魅力的に伝えるためには、想定問答などをつくる必要はありません。面接では自分を取り繕うことは考えず、自分の仕事人生をしっかり飲み込んで自然に出る言葉で語りましょう。
それでも不安を感じる時は
もちろん自分自身のことを棚卸ししてみても、なかなか主観で整理するのが難しいと感じる方もいると思います。そんな方は当社のキャリアカウンセリングを受けてみられるのも良いかもしれません。
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