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●書評 もしも一年後、この世にいないとしたら。

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ある60代の女性ががんになった。

 

喫茶店を経営してカラオケとハイキングが好きで明るく元気な性格で人間関係も楽しんでいた。

最初はその明るさでがんを吹き飛ばそうとふるまった。

次第に元気もなくなってきた。

 

担当医師からこの本の著者である医師の診療を受けることになった。

しかしあまりはなそうとしていなかった。一生にいた娘に席を外してもらうと話し始めた。

 

娘に心配をかけたくないからあまり会話をしないようにしたという。

聞くとその女性は両親ではなく叔父叔母に育てられて気を遣っていきていきたらしい。

 

涙もでるくらいつらい状況になっていた。

 

すると医師は女性にもし娘ががんになって逆の立場なならば話をしてくれないとどう思うか聞いたところ、

会話をする心に素直になることが重要と気づいた。

 

このようにがんになりもう寿命がわずかになってはじめて気づくことがある。

 

日々の当たり前が実は幸福だった。感動する日々だったとわかる。

 

私たちはあたり前になれて、もっと幸福になろうとする。もっとお金が。もっと裕福に。

もっと承認されたい。実現したい。

 

天は上手く作った。

求めれば求めるほど手に入らない。という世界をつくった。

 

欲に溺れたらなおさらその欲の奴隷になり手に入りそうで入らない状況を生み出している。

 

そしてがんになって死ぬことがわかってからそのことに気づかせる。

天は無情だ。

 

ならば今そのことに気づいて感謝することだ。

 

このあたりまえに。空気に、人に。家族。や水、電気、ガス。食事に。布団に。トイレに。目に。耳に鼻に。手に足に。

 

それに感謝している人は皆無ならば幸福な人は皆無ということかもしれない。

 

それに気づいている私たちはいま、あたり前が一番重要だと気づいた。

 

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