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ABC Classicカウントダウンの季節が帰ってきた

今年も来ました、ABC Classicのカウントダウン
去年もカウントダウン自体はやってたのですが映画やテレビなど画面媒体の音楽がテーマで(参照:過去のカウントダウンについてはこちら)あんまり知らないので投票ももちろんですが自分で設定する予想については完全にお手上げだったのでnote記事も一回お休みしてました。
ですが今回は自信を持って行けますよ。

今回のテーマは「楽器」
オーケストラの楽器に限らずジャズや世界の民族音楽の代表的な楽器など含めてかなりたくさんあるリストから好きな楽器に投票しトップ100を決めるというもの。
投票は6月5日の日本時間午前8時まで、カウントダウンの放送は6月10・11日の2日間。ABC Classicのサイトの「Play Live Radio」からオンラインで聞けます。
カウントダウンの特別ページには色んな楽器についての記事やトークなどがすでに色々アップされているので投票の参考に、またはカウントダウン本番までの期間に要チェックです。

毎年そうですが投票できるのは1人10つまで。無料ログインが必要ですが一応国外投票もできるような感じ・・・?
楽器のリストは個人的には種類別が見やすいと思うのですが、打楽器は結構細かく分かれてたりするのに声楽はいくつか少数派の種類がまとめられてたりで「おや?」となる部分も。
ただ前述通りオーケストラでお馴染みの楽器ばかりでないのが普段クラシックラジオリスナーが表現することが少ない潜在的な声を引き出す可能性があってそういう意味でもちょっと楽しみ。

私の投票結果はこうなりました。

チェレスタ、ツィンバロム、ビオラ、チェロ、コラ、琵琶(中国)、ホルン、ガムラン、ファゴット、オンド・マルトノ

正直な事を言えばチェレスタに10票入れたかったんですけどそれはならず。ピアノ?どうせみんな投票するので真っ先に除外しました。
チェロとホルンはトップ争い狙いのはずなので票いれる必要がありましたし、ビオラやファゴットもまたなるべく上位に押し上げたい。
オーケストラ以外だと中国琵琶やガムランはかなり長いこと好きですし、コラ(西アフリカのハープまたはリュートみたいな楽器)はここ数年本当にお世話になってます。毎回恒例200位までのリストが発表されたときにここら辺の楽器がどこくらいに入るか楽しみ。ガムランは結構オーストラリアでは親しみがある感じなのでもしかしたら100位に入るかも。
ツィンバロムとオンド・マルトノも順位としてはなかなか予想が付きにくいところ。好きでも票を入れるまで至らない人もいそうなので。

そして毎回投票するときは恒例の、カウントダウンを最初から最後まで楽しく追って聞くための10の予想を今回も設定しました。

(1) チェレスタは100位以内にランクインする
(2) クラリネットはオーボエより上位にランクインする
(3) 100位の楽器はヨーロッパの楽器ではない
(4) 最上位にランクインするアジアの楽器の順位は最上位にランクインするアフリカの楽器の順位より高い
(5) ビオラの例として流れる曲は編曲の作品を含む
(6) ガムランはいずれかの日の午前中に流れる
(7) 打楽器の中で一番順位が高いのはティンパニ
(8) ショスタコーヴィチの作品が少なくとも2回流れる
(9) オーストラリア出身の作曲家の作品が2日目の午後に流れる
(10) 同じ頭文字の楽器が3つより多く連続でランクインしない(=3つまでOK)

いきなり最初から希望的観測が入りましたが、今回も「多分見立てとしては当たるはずとは思うけどさてどうなるかなー」くらいの予想を立てました。(3)に関してはカウントダウンがオケ外から始まったら面白いなと(笑)(8)はメシアンについてはオンド・マルトノがランクインすれば自ずとからメシアンの曲が流れると思ったので、意外とソロ楽器で最高峰というか代表曲がでてこないショスタコーヴィチがどっかで出てこないかなーと思ってのチョイス。オケ曲の中の楽器のソロなら色々あるんですけど。あと(10)は特定の例を想定してるわけでなく、色んな場面でリーチがかかってドキドキできるような仕様にしたつもり。
きっとこの10つの予想を注意して追ってれば2日間のカウントダウンずっと気を抜かずに聴けるはず。

そして今Twitterの方でもチェレスタに10票入れる代わりに、というか入れられない無念を晴らすために投票〆切まで1日1曲(楽章)チェレスタ布教の連続ツイートやってます。スレのトップはこちら:

そして以前記事を書くのにつかったチェレスタの活躍が分かるかもしれない曲のSpotifyプレイリストもまた載せておきますね。

かなり真剣にチェレスタがランクインしていることを願ってドキドキしていますがカウントダウンは楽しみです。是非6月10日11日はABC CLassicで楽しみましょう。
(もちろん振り返り記事も書きますよ)