「国交省辞めて、コーチになります！」　第10話　ゴルファー向けセミナー実施

2011年12月6日、「ゴルファー向けセミナー」当日です。きっかけは第7話で書きましたね。

当日は、持っている知識（リソース）をフル動員してセミナーをやりきりました。思考と体の動きやゴルフ向けのメンタルの話など、用意していた内容を伝えるのに必死でした。

後半には質問でも出て、興味を持ってもらえてよかったなと。いいセミナーとなりました。

また、ゴルファーが日頃どんなことを考えているかを知る良い機会となりました。

セミナー後は懇親会（忘年会）、翌日はラウンド練習となっていたらしく、セミナー後の懇親会にも誘っていただきました。

そんな懇親会に混ぜていただきました。

乾杯の後、歓談の時間が進み、私も会のトップである先生といろいろ話しながら美味しく食事をしていました。

しばらくして先生が「ほら、悩みがある人は石橋さんに話を聞いてもらうチャンスよ！○○さん、聞いてもらわなくていいの？」と私と話すきっかけ作りをしてくださりました。

そして、ひとり私の近くに来ていろいろと話し始めました。

ゴルフのメンタルのこと、生活のこと、将来の不安などいろんな話をしてくれました。

気がつけば、近くに人が集まり私と話したいと列をつくってくれていました。10人以上いたんじゃないかな。

それからは料理に手をつける時間も無く、ずっと時間まで相談の話を聞いていました。私を信頼していろんな話をしてくれる、

そして、そんな私を必要としてくれている人がいる。そのことが嬉しかったですね。本当に素敵な方ばかりです。「みんな早く活躍して欲しい。」そんな想いがこみ上げてきました。

そして、その中から3人のゴルファーからコーチングのオファーをいただきました。

もちろん、まだ公務員でしたので、コーチングフィーをいただきませんでしたが、プロとしてしっかりと継続サポートすることとなりました。

このことがプロのコーチとして活動していくことの自信になったのは間違いないですね。もちろん、生活できるかどうかは別の話ですが。

それ以降、10年間、途切れることなくプロゴルファーのサポートができていることは最高の幸せですね。

　クライアントにプロゴルファーの世界のこともいろいろ教えてもらい、好きなゴルフが更に好きになりました。

この頃からゴルフ場はプレイするよりも観戦する場所に変わりました。

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