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「国交省辞めて、コーチになります!」 第2話 国交省で何をやっていたか

 私が配属された「武雄工事事務所」は、佐賀県内の一級河川である、嘉瀬川・六角川・松浦川の氾濫被害を防ぐべく、調査・工事・管理を行います。


 一見、今の仕事と関係なさそうな感じもしますが、実はこの事務所に勤務していた若手の頃に「川づくりコンペ」でそのプレゼンが認められて、賞をいただきました。

 その他にも、工事に伴う地元説明ではわかりやすい説明が求められ、予算要求時には、上位組織に対して納得感の高いプレゼンを行う等、今思えば「伝える」について相当鍛えられていたようです。


 武雄工事事務所は「武雄学校」と呼ばれ、普通に仕事をしているだけでドンドン知識や経験を積むことができる事務所だったようです。この事務所でともに働いたたくさんの先輩・同僚は、今でも九州地方整備局の要職で働いています。


 そんなこんなで、武雄河川事務所→九州地方整備局河川部→武雄河川事務所(旧武雄工事事務所)→雲仙復興事務所→筑後川河川事務所と数年おきに転勤を繰り返しました。そんなシステムです。

 雲仙復興事務所では貴重な経験もしました。無人化施工の最前線を担当している係長だったので、ほんのちょっとですが、ワールドビジネスサテライトで取り上げていただき、全国で放送されたこともありましたね。


 インナーワークの中で、「興味、動機、選択が、深い集中を維持する力と密接な関係がある。」と書いてあります。河川行政の仕事は私に深い集中を維持する力を与えてくれるものだったんだと思います。


 40歳を迎える頃になって、漠然と定年後の自分について考えるようになったんです。まぁ、悩むと言うより、「どうしようかなぁ・・」くらいに。
当時は定年後、再任用で65歳まで働くことができ、または建設会社等に再就職するのが一般的でした。

 私の中では定年後は全く違う世界で生きていきたいと考えており、当時の最有力の「違う世界」はパソコン関係でした。情報処理系の大学で学ぶことも検討していました。


 そして、最後の勤務地となる「筑後川河川事務所」に異動します。


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