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「国交省辞めて、コーチになります!」 第5話 コーチングスクールの説明会

 その説明会は、都内にあるマンションの一室で行われていました。

佐賀の田舎もんにとって、知らないマンションのインターホンを鳴らし、オートロックを解除してもらって入室するのはそれだけでドキドキするものです。

てっきり会議室等で行われると思っていたのに・・・


 決して広くはない部屋に通されると、数名のテンションの高い先輩コーチと説明会を聞きに来た人、そして後に師匠となり遊び友達となる見知らぬ金髪のにーちゃんがいました。

「来るところ間違えたか?」と正直思いましたね。


 スクールの説明は丁寧でわかりやすく、「自分が求めていたものはこれだ!」と通いたい度はドンドン上がり、辞職したら通いたいなと思っていましたが、ダメ押しとなる出来事があったんです。


 説明会が終わった直後、「甥っ子さんがゴルフをやっている、石橋さんですよね。」笑顔でそう声をかけてくれたのが、YOさんでした。あの笑顔ですよ!

 私の現在の仕事の状況、アスリートへのコーチングに興味があることなどをしっかりと聞いていただいたことを覚えています。


 そして、「10月から新しい期がスタートします。スクールに通ってみて、学んでみて、それから辞職するか続けるか決めてもいいんじゃないですか?」あの声でそう言われるんですよ!


 確かに辞職してから通い始めて「なんか違う」と思っても取り返しがつかないことになる。

別にコーチングを学んでも公務員を続けていくことが出来ないわけでは無いし。

実際に既に仕事でのコミュニケーションにいい意味で変化が起きている。


 ここでもひらめき・思いつきで「10月から通う!」と決めてしまうわけですが、ひとつ大きな問題が発生します。そう、資金の問題です。


 コーチングスクールの受講料だけでもなかなかの金額になるのに加えて、9ヶ月間、合計18日間通うための飛行機代と宿泊費をプラスすると、小型自動車1台分くらいにはなるわけです。


 宵越しの金は持たない主義の私は預貯金があるわけ無く、借りるしか無いわけですが、幸か不幸か公務員は銀行に対する信用は絶対的なものがあり、あっさりと貸してくれるんですよ。

そうなると私にブレーキをかけるものは無くなりました。


 そして、2011年10月1日からスタートするチームフローのプロコーチ養成スクール10期に通い始めます。



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