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「国交省辞めて、コーチになります!」 第3話 コーチングと出会った”中堅係長研修”

 筑後川河川事務所では、ダム開発と水利権の担当。入省16年目で全く知らない仕事への挑戦となります。挑戦というか、やるしか無いんですよね。

係長なので、決断しなければいけないことも多い。と言ってもわからないことばかり。部下の方が詳しいことも。何度も夜中まで残業しました。それでも使命感に燃えていたので、「やらねば」でストレスを抱えながらがんばっていた記憶があります。


 そんな中、「中堅係長研修」への参加命令が下されたのです。


 多くの企業がそうであるように、当時の私は、職場内の研修は「仕事のペースを乱すもの」。そういう認識でした。「この忙しいときに研修行けと?」って感じ。


 中堅係長研修は、九州地方整備局内の文字通り「中堅係長」を対象に行われる研修で、副所長の推薦を受けた30名程度が久留米市にある研修所に集まり実施する研修でした。

 月曜日の午後一から金曜日の午前中いっぱいの丸4日間にわたり行われる研修のうち、2日半が外部から講師を招いてコミュニケーションやコーチングについて学ぶものでした。

 実はこの形式での中堅係長研修はこの年だけだったようで、運命というか、こうなるように決まっていたのかもしれません。


 実は、この研修で初めて「コーチング」というものを知りました。コミュニケーションの特徴やコーチングについての講義は新鮮で、元々人と話すのが好きな私は正直「面白い」と思える内容でした。

 今思うと、外部講師のファシリテーションに惹かれたのかもしれません。休憩時間に「もっとコーチングを勉強するには、どうしたらいいですか?」私は講師に質問していました。


 講師の方に紹介していただいたのが「ヘルスコーチ・ジャパン」というコーチングスクールでした。


 年明けからの講座スケジュールが載っているチラシをもらい、気持ちはもう通うことになっていました。この選択(決断)が未来を変えるんですね。


 よく、「成功する人は行動が早い。」と言われますが、インナーゲーム的に言うと、「ひらめきのセルフ2を採用した人は成功を手にし、ひらめきの後に出てくる自己不信のセルフ1を採用する人は、成功を手放してしまう。」と言ったところでしょうか。


コーチングの講座は土日の2日間で開催され、3つのコースが繰り返されるシステムで、再受講制度もあり、翌年は、講座開始から全講座に参加するという熱の入れようでした。



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