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寄付でつながるご縁!KIFUBAR KYOTO開催レポート!

こんにちは。actcoinスタッフの黒木です。
今回は、actcoin全面協力のもと開催されたKIFUBAR KYOTOのイベントレポートをお送りいたします。

最終的に18,300円の寄付が集まり、参加者アンケートは、回答者全員が「大変満足」か「満足」と回答!いったいどんな内容だったのでしょうか!?

1.KIFUBARとは?

”飲めば飲むだけ寄付になるスタンディングバー”
というコンセプトのもと、社会貢献性のある様々な団体の啓発活動と寄付活動を同時に行う仕組みです。

京都での開催は、実は2019年以来。ゼロからのスタートと言っても過言ではありませんでした。

2.期待が高まるなか、スタート

19時のスタートに向けて、徐々に人が集まりました。受付でコイン獲得や、ドリンクの注文で人が並びがちでした。ただ奥に入った方は、どんどんピッチ先の団体と挨拶をして会話がスタートしています。

知人同士の参加が多かったこともあり、リラックスしたムードのままイベントがスタートしました。
最初は、actcoinスタッフの黒木も挨拶させていただきました。実は今回のKIFUBAR参加者は、8割が黒木の知人です(笑)

また今回無料で会場を貸していただいた、QUESTIONについても紹介させていただきました。QUESTIONでは、毎週様々な催しが開催されています。お近くを通られた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

ピッチ①:ESDプラットフォームWILL

早速ピッチがスタートしました。最初の団体は、ESDプラットフォームWILL。

WILLは「100年かけて社会を変える」という発想で、様々なフィールドで活動をする団体です。例えば、ハンセン病療養所である邑久光明園でのボランティアや、岩手県大船渡市の復興支援、インドへのスタディツアーなど、国・地域をまたいで、幅広く活動しています。

事務局長の後藤さんが、おしゃれで分かりやすいスライドで圧巻のピッチ。最初の登壇という緊張感に負けない素晴らしい内容でした!!
「社会問題の大きさに対して臆病になってしまう」という心理に向き合うアプローチはとても斬新でした。

ピッチ②:架け箸

2番目の団体は、actcoinの公式イベントパートナーでもある、架け箸の高橋さんが登壇しました。架け箸は、パレスチナの文化を発信し、現地でものづくりをする方々とフェアトレードで協働する活動。「素敵に国境はない」をスローガンに掲げています。

ピッチでは、高橋さんがパレスチナとのフェアトレードを始めたきっかけ(大学時代の観光→卒業論文)などをお話しいただきました。「“紛争地”で危ないパレスチナ」ではなく「占領下でもそこにある日常」に印象が変わったそうです。

直近のガザ地区の問題もあり、参加者全員が注目してピッチを聞いていました。
また実際に架け箸がプロデュースする、パレスチナで生産された箸や小物の物販も行っていました。常に参加者が並び、話を聞いていて大盛況であったため、高橋さんご自身はほとんど飲めなかったそうです…。

ピッチ③:ふぉーらいふ

3番目の団体は、ふぉーらいふの矢野さん。ふぉーらいふはactcoinの公式イベントパートナーであり、矢野さん自身はactocinで個人表彰を受けているヘビーユーザーです!

ピッチでは、NPO法人ふぉーらいふの事業内容や、これまでの歩み、実際の子供たちの様子をお話しいただきました。

NPO法人ふぉーらいふの5つの事業

また寄付の使途も明確に発表されていたことで、参加者にとって寄付への気持ちが高まる内容になっていました。

現場視点が盛り込まれており引き付けて、自分事にしやすい内容でした。自主、自立を柱に据えているのも多くの人が共感するポイント。

なお今回の寄付金の使途はスクールの子供たちが決めるそうです。任天堂Switchのドック派と、ボードゲーム購入派にわかれて、絶賛議論中のようです!

ピッチ④:ごみの学校

最後のピッチは、ごみの学校の寺井さん。ごみの学校も、actcoinの公式イベントパートナーです。

ごみの学校は、代表の寺井さんが廃棄物処理業者で働く中で生まれた問題意識がきっかけで設立した団体。「『ごみ問題』に関しては、知られていないことが多い」と切に感じていらっしゃいました。そこで「ごみを通してわくわくする社会をつくろう!」理念のもと、ごみの学校をスタート

実際には、「ごみに関心のある方が集うコミュニティの立ち上げ」と「ごみを学べるセミナー」をメインに活動されています。
今回のピッチでも「どちらかというと寄付よりも仲間が欲しい」という声掛けにより、多数の方がコミュニティに新規に参加しました。

寺井さんの問題意識や人生の一貫性に惹かれる、素晴らしいピッチでした!

1分プレゼン:国際エデュテイメント協会・美山ワークキャンプ

今回のKIFUBARでは、会の途中で参加者からの自由プレゼンタイムを設けました。

トップバッターに名乗りを上げていただいたのは、一般社団法人 国際エデュテイメント協会 代表理事の森俊介さん!エデュテイメントとは、「エデュケーション」と「エンターテイメント」をかけ合わせた造語。「今、これからを生きる力を」をコンセプトに、学校でのICT機器・EdTechサービスの導入支援や、クリティカルシンキングなどの教材開発などを行っています。

2番手は、南丹市美山町で泊まり込みのボランティアを行う「美山ワークキャンプ」のメンバーによるプレゼンでした。美山ワークキャンプでは、雪かきボランティアなどを一週間かけて行います。
現役大学生の緊張しながらも新鮮味溢れるプレゼンに会場も応援ムードになりました!

61杯で18,300円の寄付に!

あっという間の2時間が過ぎていきました。最終的に18,300円の寄付が集まりました。また参加者アンケートは、回答者全員が「大変満足」か「満足」と回答!第2回にも弾みが付きます!

P.S.「良いご縁ができるように」寄付の工夫

今回のKIFUBARは、手触り感を重視しました。そのため寄付もアナログな、コインとボックスを活用。コインは、「良いご縁ができるように」という願いを込めて、5円玉に赤い紐を結んで準備しました。またボックスの底には皿を置くことで、コインを入れるといい音が鳴ります。「寄付したんだな!」という実感を持ってほしいがための工夫でした。


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