リハビリってどこまでよくなるの？

結論から言うと・・・

わからないです！

なんじゃそりゃ？💦って思いますよね
冷たく聞こえるような気もしますが
これが答えになるのではないかと思います

この記事では、
病気や怪我によりリハビリを継続して
頑張っている当事者の方には、
自身がお世話になっている場所はどうなのか、
振り返って頂く機会となってもらいたいです

逆にリハビリを提供するセラピストには
皆様が普段意識していることや
注意していることなどを
聞きたいなぁと思っています

もちろん、だからといってただがむしゃらに
根拠もなしに
リハビリを進めているわけではありません
先駆者たちが多くの研究によって
残してくれた予後予測についての論文などから
推測しながら進めます
でもこれもあくまで統計的な話にはなるので
それ以上の改善を目指します
（医療者ってミニマムの話をしないといけない側面もあるのでなかなか聞こえのいいこといいことばかりをいうのは難しいですが・・・）

でもここで思うことがあって、

もし自分が当事者だったら・・？

統計的な予後予測なんかより、

元のように戻りたい

と思うはずです
頑張ることがつらくなるまで、
現状の生活に満足のいくまで、
やりきったと思えるまで、

そのラインは人それぞれだと思います

でもきっと今私とリハビリをしているお客様は
きっと似たような気持ちを
持っているのだと思っています

そこに理学療法士という立場で
力になれるのであれば全力投球です❤️‍🔥

と、ここまでは前置きです(笑)

タイトルに即した話をしていきます
（以下はかなり持論も入ってきますので
　　　　　　　　　　　予めご了承ください🙇）

まず大前提として、
私は人間を変数のようだと思っています

🫠どういうこと？

日々、お客様と関わっていると
この間まで良い反応を示していたアプローチが
効果が無くなってきたり、
逆に悪い反応を示したり、
と、一筋縄に行かないことが多々あります
（もちろん様々なバイアスあると思いますが）

つまり、人間ですので食事や睡眠などの生活習慣、
ストレスや幸福などの感情

これらによって日々状態が変わります

それに対してアプローチをしていくので
全く同じ反応なんて出ないのは当然ですね

とは言っても、それらを全て考慮して
完璧なアプローチを組み立てることは
容易なことではないので、、、
でもその頭をもっているかどうか、
これは大きな差になるように思います✨

少し、先日お越しいただいたお客様の話をします

50代の女性の方です
転倒による腰椎圧迫骨折をきっかけに
亀背気味の姿勢、
腹部疲労により300m程度しか歩けない
を主訴にいらっしゃいました
この方、１番驚いたことが
別の治療院さんに行かれていたのですが
なんと4年間！！！
しかもほぼ同じ治療の連続とのこと・・・
温熱と電気刺激とマッサージと・・・

みなさんあいた口が塞がらないことでしょう😮

でもまだまだ珍しいことではないかもしれませんね

もちろん否定をするわけではありません！
繰り返さなければいけないアプローチもあるとは
思っているので
ですがさすがに長すぎませんか？😓

またまた脱線ごめんなさい🙏
この辺りは次回の記事でまた書きたいと思います

私は【経過の評価】をとても大切にしています
ポジティブなこともネガティブなことも
お客様と共有します
ネガティブとはいっても捉え方に
よっては解決すべき問題
であることが多いと思います

ですので、良くも悪くも変化のない
アプローチを延々と継続することはまずありません

その中でもやはり慢性期のお客様と
関わっていく上では改善の幅は
決して大きなものではありません
足踏みしてしまう時もあります

こんな時にすごく悩みます

理論は破綻していなくとも
現状はすごくいい状況というわけでは
ないこともあるので

どうしてもサービス提供者とお客様という
構図である以上は厭らしくも
聞こえてしまうでしょう

でもこれはきっと信頼関係なのかと思います

これってどの世界にもあることだと思いますが
身体に関わること、
健康に関わること、
つまり人生に大きく関わることなので
あんまりビジネス、ビジネスしないで
欲しいなぁなんて思います
（もちろん綺麗事ですが本当そう思ってます）

長くなってきちゃったので、
ちょっとまとめます😅

要するに！！！
リハビリの可能性ってものすごいです！！！
でもそれって奇跡とかってものではなく、
必然なのではないかと思っています！
それを最大限に引き出すのが
理学療法士なのかな？
と現在は思っています😊

まぁ字面はどうでも、
予想を上回る回復・改善を
共有したい、関わりたい！
そんな気持ちが強いですね💪

結局は統計的な予後予測があったとしても
お客様が望むゴール・目標に
いかに進んでいくか！
これなんですよね

サービス提供者としては、
何も変化が提供できなくなってきたら、

その時はお客様が自由に
来院をやめるだけです

だから本気と本気の
リハビリが成り立つのだと思います！

なんだか言いたいことが
なかなかまとまらないですが
ここまで読んでいただきありがとうございました😊

次回は、
同じ治療を繰り返すことについて
や、
SNSの発信に気をつけて
などを書きたいと思います

それではまた👋