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写真と生きること


現在社会の写真ののこしかた


現代社会では、デジタル技術の進歩により
写真をプリントせずにデジタル形式で保存・共有することが一般的になっており、生の写真に触れる機会が激減しています。

ご実家を思い浮かべると
最低でも一枚はプリントした写真が存在しているのではないでしょうか?
海外ではリビングや寝室、写真を飾りいつでも家族の歴史が目に映ります。
それはなぜでしょう。

例えば、結婚式の何気ない笑顔のツーショット写真も
何百枚と写真が保存されたデータフォルダではなく
生活空間に飾ることで
過去を思い返すきっかけになると考えます。

思い出した感情や、時を経て気づく新たな想いは
日々の力となり
未来への糧となるはずです。

私たちはそんな写真の可能性を信じており
それらの意味を込め
「共に生き、力を与える写真を」
をact photographyのキャッチフレーズとして
大切にしています。

そのこだわりを提供し体験してもらおう

前文で述べたようなことを
私たちのこだわりとしてきましたが
写真がプリントされるかどうかは
お客様次第なのが実状でした。

写真の魅力や楽しみ方は誰でも発信できるようになったこの世の中で
「プリントして飾る」ことまでを一貫させることができている写真屋さんが一握りなのも実状かと思います。


データだけを渡すだけでは私たちが大切にしていることとズレが生じていないかな?写真を生業にする者としてこのままでいいのかな?


と、疑問を抱き、プランを見直し
2024年から全ての撮影プランにプリントをつけ
生の写真に触れて頂けるようにいたしました。

5枚のプリントが全ての撮影プランに含まれます
A4サイズ厚手のマット紙にキャビネサイズ(178×127mm)の
プリントが貼られた、アート作品のようなマットフレームです

イメージ

飾り方①そのままシンプルに
飾り方②お気に入りのフレームに入れて


ご自身で5枚好きな写真をセレクトするのもよし
フォトグラファーの感性にお任せいただくのもよし
数枚同じ写真にして誰かへの贈りものとして活用いただくのもよしです

データをお届けした後
プリントして飾る写真を選ぶ
という体験も楽しんで頂けたら幸いです。

最後に


プリントした写真を飾ることは単なる装飾以上の意味を持ちます。
それは記憶や感情、美的要素、自己表現、そして心理的な効果を含む多くの要素を組み合わせたものです。

そのため、写真を「飾る」ということは、私たちの生活や空間.心を豊かにし
より深い意味を与える重要な行為と言えるのではないでしょうか。

一家に一枚
「共に生き、力を与える写真を」

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