推し活音ゲーのススメ〜名優《トリックスター》への道〜第1回 1クレ目って何する?

皆様こんにちは、月陽(つきひ)です!

突然ですが、皆様はある機種の一番最初のクレジットで何をしてますか?
手の準備運動に使ったり、そもそも1回分くらいしか時間の余裕がなければいきなり高難易度を積極的に攻めてみたり。人によって、または場合によって違うのではないかと思います。

特に1日に何クレジットもプレーする場合、最初でその日のモチベーションが決まってくる方が多いですよね。
そこで今回は、プロの方の意見も参考にしつつ、私のSDVXのデイリールーティン(一番最初にやること)についてお話ししようと思います。

最初に言っておきますが、いずれも個人の意見なので、あくまで参考程度に、皆さん一人一人のレベルに合った習慣を決めていただければと思います。

はじめに プロの話を聞いてみよう

まずはこちらの動画をご覧ください。
(出典:potesatsu〜ぽてさつ「【SDVX】KAC出場者による1クレ目の最強ルーティンを解説します‼︎【日常】」, 2020.12.29, YouTube)

出典にも示しました通り、こちらはBPLS2のSDVX部門でチームROUND 1に所属していらっしゃることでおなじみの、XD*POTE.(ぽてさつ)選手の動画です。
この動画は上級者向け(それこそ暴龍天だったりVF20.000以上、つまりインペリアル到達済みだったり)の難易度設計(だと思う)ですが、この記事を読んでくださるような中上級者層の方々でも真似できるポイントが多々あります。

一度、ぽてさつ選手のデイリールーティンについて、ポイントを整理してみましょう(プレー中の難易度表記はあえてそのまま記載します)。

  • 特に寒い時期は直前まで手を温めておく(ペットボトルなどに入った温かい飲み物なら、飲みながら手だけでなく身体全体が温まってなお良い)

  • 指や手全体のマッサージをロード中などの待ち時間を使ってこまめに行う

  • 最初は再度PUCできそうな、易しめの、BPMが中間くらい(動画中の「水簾ノ調」は190なので参考に)の、バランスのとれた傾向の譜面で手を慣らす(あくまで慣らしなので多少のERRORやNEARは極力気にしない)

  • 次につまみの傾向が強めの、実力程度かやや難しい譜面(永遠に幸せになる方法、見つけました。[MXM]やLo-Fi-M[EXH]など)でつまみの認識力を上げる

  • 最後に連奏するのは疲れるくらいの、難しめの、BPMが速い物量譜面(動画ではBlastix Liotz[GRV])をプレーする(最終調整のつもりで、ミスは気にしないで最後までやりきる)

上記の太字で示した部分は割と真似しやすいことだと思いますし、最初の2項目に関しては、私もこの動画を見て、実力帯に関わらずその日の調子を維持するにはとても大事なことだと感じて取り入れるようになりました。体育の授業に例えるなら(私は体育は嫌いですが…)、準備運動とジョギングですね。

月陽の場合

では次に、私が実際に行っているデイリールーティンを紹介していきましょう。
先ほどのポイントも参考に読んでいただけると良いかと思います。


その前に… 外部ツールのご紹介

私が1クレ目の曲を決めるのに使っているのが、「Vaddict」というサイトにある「楽曲ランダム選曲」という機能です。

詳しくはサイトのトップページを見ていただくと分かるかと思いますが、Vaddictとは、ブックマークレットを使って公式サイトからプレーデータを転送し、そのデータを元にして様々な機能(例えば自分のVF上位の楽曲をVF順に並べた画像を出力したり、好敵手以外を含めた他の登録済みユーザーとスコアを比較したり、など)を使うことができるものです(なおシステム上、使用の際はe-amusementのベーシックコースに加入することが必須となりますのでご了承ください)。

その中の楽曲ランダム選曲機能は、上記の方法でデータを更新した後、ユーザートップページの右上のコマンドから「楽曲ランダム選曲」を選び、条件を指定して画像を出力するだけで、データ転送に少し時間を要するものの、かなり手軽に使えます。

大まかな使い方を図示してみました(未解禁でも楽曲自体が解禁されていればBLASTER GATE、ΩDimension、HEXA DIVER内の解禁が必要な譜面も選択される仕様です)。

この機能を使って実際にどんな画像を出力できるかというのは、これから示していきます。


1曲目

まず低難易度で手を温めるというところは先ほどの動画と同じですが、動画では18のPUC済み譜面だったのに対し、私は12〜13のS埋めをしています(2022年12月12日現在)。

実際に使っている課題一覧表の一つです(前述のVaddict様で生成しました。以降、同様の画像も同じです)。
なお12を先にコンプリートしたいので、今は対象Lvを12のみにしています。未S譜面の検索は「絞り込み(スコア)」で「9900k」を「達成していない」ものを指定します。

ちなみになぜ未経験の譜面も含めているのかというと、初見力をつけたいからというのもそうですが、一番は敢えて同Lv中の相対難易度を指定しないことで、詐称も含めた幅広い適応力をつけたいからです。
Lvが自分の実力よりはるかに低い12を選んでいるのは、細かい部分よりもまずそこまで忙しくない部分の精度を上げれば、そこから先もある程度は高い精度でこなせるのではないかという理論(根拠はありませんが…)からです。

実際のリザルト(12月11日)。croiX[ADV]でした。
ちなみに苦節5年の末はじめてのS到達となったのでとても嬉しかったです

やはりミスは気にしないことが大事だと思っていますが、それでも精度を大事にしたいので最低でもS、できればUCやPUCを狙っています。できなくてもめげずに次へ、でも後でまたもう1回やります(これを対象に引っかかる曲がなくなるまでやるか、100曲切った辺りでまた1個上のLvを入れて選んでいたりします。以下、2、3曲目も同様)。


2曲目

次にやる事も精度詰めですが、今度は14〜16を対象に、ボーダーは先程より低め(AAA)にします(ただ現在は16でもSを取れることが多くなってきたので、ここについては再考の余地ありだと思っています)。
さっきよりも細かい部分の精度を出来る限り上げていくイメージです。

実際にここで使う課題一覧表の一つです。
未AAAの絞り込みも、未S同様、スコアに「9700k」を「達成していない」ものを指定します(プリセットに9700kがないため、テキストボックスに手入力の方が早かったりします)。

ちなみにここでも譜面傾向や相対難易度は問いません。根拠は先程お話ししたものと同じになるので省略します。

先程のリザルトと同じ日のものです。くらべられっ子[EXH]でした。
14と範囲内では最低難易度だったのでUCも狙いましたが、最後のつまみを思い切り外して叶わず…。

余談にはなりますが、14〜16ともなるとLv間で流石に大きな差を感じます。ボーダーを敢えて低くしているのはそのためです。しかし低くした分、できるだけ1回でボーダーラインを達成したいものだと思っています(勿論1回でできないくらいのリズム難や詐称の譜面もあるので、その時はやはり気にせず切り替えていきます)。


3曲目orEXTRACK

最後はある種特攻になるので、EXTRACKゲージの貯まり具合によってはもう1個、既にクリアしている16〜17を挟むことがあります。

ここで具体的に何をするかというと、17〜18でまだクリアしていない譜面にチャレンジします。もっとも最近は、17はクリアどころかEX COMPやAAAまで初見で達成してしまうこともありますが、一応は特攻という形です(18も軒並みクリアできるようになったら、それこそまた考え直しますが)。

実際の課題一覧表です。
未クリア譜面は「絞り込み(クリアメダル)」で「PLAY」「NO PLAY」のみにチェックを入れると検索できます。

その根拠とはやはり、その日一日の腕(運?)試しといったところでしょうか。
最後に一気に難易度を上げて、細かい部分の精度や適応力、安定性を見ます。

同じ日の実際のリザルト。neu BSP style[XCD]でした(第1回・第3回ARENA STATION景品ですので、現時点で未解禁の方はおそらく次の登場を待たないといけません…。なおEXHは16です)。
終盤一気にBPMが上がるうえ、ギアチェンジの暇がなかったので、次は最初から低めにしようと思いました…。

やはり大前提は特攻なので、出来る時もあれば出来ない時もあり、またとんでもないスコアが出る時も全く伸びない時もあります。出来なくても気にせずに、暫く置いて、また機会があったらやる、というのが一番大事です(できないからと粘着していたら、癖がついて寧ろ全くできなくなるかもしれないですし)。


終わりに

いかがだったでしょうか?
少しでも参考になるお話ができたなら幸いです。

ちなみに今更ですが、音ゲーをするうえで何かを習慣化したりノルマを設定したりすること自体は強制ではないので、あくまで楽しくプレーすることを大前提として、そのうえでさらなるスキルアップを望む場合には、皆さんのフォロワーさんなど周囲の経験者を頼るなどしつつ何か長期の目標を定めてみると良いと個人的に思っています。
なので改めて、この記事で取り上げたことは、本当に「参考」程度に取り入れていただければと。

では、また次の機会に。

追伸:今回は他のプレイヤーの方を引用するという形を取らせていただきましたが、剽窃に当たらないかという点には自信はないので、お気づきの点がございましたら、コメント等でご指摘ください。

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