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府中コミュニティガーデン講座 第二期のスタートです!

 2022年5月から始まった『府中コミュニティガーデン講座』。講義や実習を通してコミュニティガーデンについて学び、公園の四季を見てきました。そして本日から第二期がスタートです。
 昨年から参加されている12名の受講生に加え、新たに8名が参加することになり総勢20名。今までの3班体制から4班体制へと規模も拡大しています。
 「今日の講座は2年めの方には復習。ゆっくり丁寧にやりますが、2年目の方は、この講座を自分なりの言葉で説明できるように、今後どこかで自分が講座を持つような気持ちで取り組んで頂きたいです。」と三浦先生。2年め受講生も背筋が伸びます。

今年度も講師は三浦先生と谷村先生(写真は三浦先生)

府中市の緑施策について

 府中市内の緑地の現状として、農地は減っていますが公園緑地は増えています。市内10数か所の公園緑地に重点を置きつつ、以下のプロジェクトを進めていきます。

  • グリーンタウンプロジェクト…公園管理に管理指定業者制度を導入

  • 府中の緑のシンボル継承プロジェクト…本宿・西府の崖線において在来植物と外来種を選別して管理 

  • 人と多様な生き物の共存プロジェクト…武蔵台公園の植生管理ガイドラインを作成

  • 緑のパートナープロジェクト

府中市役所の重点プロジェクト「緑を育て 緑に育てられる」

協働事業について

 主催団体「act634府中」が市民提案型協働事業「市内公園を活用したコミュニティガーデンの創出について」として2年間、府中市との協働事業を実施します。この講座もその一つ。
 講座で学ばれた皆さんが、次は皆さんの地域で活動をして頂き、市内のあちらこちらでコミュニティガーデンが見られるようになるといいですね。

協働事業について説明する「act634府中」林

参加者自己紹介

 お一人30秒ずつ。参加者全員の前でスピーチして頂きました。市内全域を網羅するのではないか、というくらいあちらこちらから集まって頂いた皆さん。講座参加に向けての熱い思いがこちらにも伝わってきましたよ。

コミュニティガーデン入門

Step1 みんなで考える
Step2 みんなでつくる
Step3 みんなが楽しめる
講座もコミュニティガーデンもこの順番で進めます。
コミュニティガーデン講座は、「人と人」「人と自然」が「つながることができる」講座です。
 三浦先生、谷村先生からは、調布市や武蔵野市、江東区、東日本大震災の被災地などの事例をたくさんご紹介頂きました。皆さんの目、とってもキラキラしてましたよ。
 コミュニティガーデンって、作っている人も、来てる人や見てる人も、みんなを笑顔にしてくれるんですって。すでに皆さんが笑顔満面!

 講義の最後は“コミュニティガーデンの3つのキーワード” 2年めの方、覚えていましたか?「エンジョイ」「ローメンテナンス」「ローコスト」でしたね。

いよいよ、宮町中央公園へ

 いよいよ一年間の活動の場となる宮町中央公園へ。スタッフから多年草、一年草などガーデンの説明がありました。その横では、遊びにきた子どもたちがお水やりをしてくれていました。ガーデンが地元の皆さんに愛されているのを実感します。

お天気もよくて講座初日を歓迎してくれているようです

感じたことを書きだす

 「公園での印象をポストイットに書き出してみましょう。」という課題。初めての方は、見て感じたことをそのまま書いてください。2年めの方は去年とは違ったところやこうしたらもっと良くなるということが見えてくるかもしれませんね。

印象、感想がたくさん

 コミュニティガーデンは何を人に伝えたいか、というコンセプトも大事です。宮町中央公園でのコンセプトは「楽らくガーデンふちゅう」それを踏まえてまた1年間がんばりましょう。

                         (文責:丸山美佳)

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