対戦型カードゲームを作っていて思った事。

こんにちは、Across the wallという対戦型カードゲームを作っている龍野竜太郎と申します。今回はカードを作っていて、これは辞めておいたほうがいいんじゃないかなと思ったカードの効果を書いていこうと思います。これはあくまでカードプールが狭く、ゲームバランスを悪くしない様にするにはを考えた結果なのでまじめに受け取る必要はありませんのでご注意を。

攻撃したときに誘発する効果。

“これが攻撃したとき相手のカードを◯◯する。”といった相手のいずれかのカードに触れる効果は時に強すぎてそのカードが出てしまっただけで即勝ちに繋がってしまうようなカードになってしまうと考えています。


これはまず対戦型カードゲームにおいて“攻撃する”という行動が1度だけのものではなく何度も行うことが出来てしまう基本コストが掛からない1番発動しやすい効果だと思うからです。 例えば“これが攻撃したとき相手プレイヤーは手札を1枚捨てる。”という効果があったとします。これは一度その効果を持ったカードの出す時のコストを支払ってしまえば後はその効果を追加のコストを支払う事なくただ攻撃宣言するだけで相手のリソースを奪う事になります。

攻撃宣言をしなければならないし攻撃される前に倒せばいいのだから問題は無いのでは?と思う方も居るかも知れませんがこれが一番問題なのです。例え攻撃宣言に合わせて除去カードを撃ったとしてもすでに効果は発動しているので最低限の仕事ができているのです。

もしも倒せなかったら攻撃プレイヤーはコストを支払わずにただ“攻撃”と言うだけで1つ2つとアドバンテージを得ることができるのです。


攻撃したときに相手の手札・ライフ・盤面に触れてしまったのならアドバンテージの差はどんどん広がっていってしまいます。手札に触られて除去するためのカードが捨てられたりしてしまった時にはほぼ負けを受け入れるしかありません。例え次の自分のターンで除去出来たとしてもすでにカードを失ってしまっているので損をしてしまっています。

これらのことから個人的な結果としては基本的に相手のリソースを奪うなどの攻撃誘発型効果は強すぎるという考えに至りました。 もしもそれらの効果を使いたいなら追加コストを要求してバランスを取ればいいと考えます。 また自分のリソースを増やすだけならまだ大丈夫な効果と言えるかもしれません。ライフポイントを回復するなどなど。

しかし1度の攻撃で2つも3つも得る場合は流石に大丈夫とは言えないので気をつけたいです。 せめて1つまでで抑えておいたほうが賢明だと思います。
もしくは全く違う効果ではありますが似たような効果で“攻撃したとき”ではなく“攻撃でダメージを与えたとき”の様な効果の方がバランスが取り易いと思います。

終わりに

今回の内容はあくまで自分のカードゲームを作る時に考えた内容であってこれから作られるであろうカードゲームにはまったく合わないこともあると思うのでご容赦ください。 また別な気づきがあれば書いていこうと思いますのでその時はよろしくお願いします。

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