202003111923
今日は今日、それ以上でもそれ以下でもない。
友達にとっては特別な日かもしれない。
世間にとっても歴史に残る1ページなのかもしれない。
けど僕はずっと毎年の今日をニヒルに過ごした時もあれば、人が列を作る中でのんきに23kgの鞄を背負って何駅も歩いた思い出もある。
本当に何があっても、それは今日が今日だからに他ならないのだ。
ただそれだけなのだ。
僕にはいつもの日々で、どうあがいてもそれ以上に人に寄り添えない日々なのだ。
それが長らく心に染みた日付ではある。
僕にとっては少し不便な普通の日なのだ。
そこを引き摺る人に寄り添えないし、知ろうとしても向こうに壁がある。
それ故に孤独に嘆いた事はあるが、
有名な芸能人を知らずに話題についていけない時と同じで僕にとっては今更普通のことなんだ。
寄り添えずに申し訳ないとは思うが、もっと長いこと心を病んでいたから人の為にすら頑張れなかったし、それ故にまた断絶したのだ。
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