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履歴書&職務経歴書を書いてみて


 皆さんこんにちは。そういえば私、一社だけ受けたいところがありまして、履歴書と職務経歴書を書いているところなんです。現在は大方書き終わり、あとは軽微な修正の段階に入っています。

 ということで、履歴書や職務経歴書を書いて思ったことをせっかくだから記事にしてやろうと思い立ちました。これから履歴書や職務経歴書を書きたいと思っている人に刺さるといいなぁ。



1.思ったより輝かしい経歴

 私は現職がありますから、職務経歴書を書くことになります。市役所に就職してから3年半(途中半年休職あり)、自分は何をしてきたのだろうと、部署別に項目を出していくと、思ったより大きい仕事を多方面にわたって任されてきたんだなと気づかされました。

 一般的な事務や窓口対応はもちろんですけど、業者との調整、審議員会の事務局、イベントの企画なども私の職務経歴になります。そうやって書いてみると結構いろいろな経験した人なんだなって書類上は見えます。

 花形部署でバリバリやっているわけではありませんから、私の経歴なんて大したことはないと思っていましたけど、意外と悪くないかもな。なんて思えましたね。



2.志望動機難しすぎ

 志望動機や自己PR(業務につなげる)を書くのが難しすぎました。正直、エントリーの段階で調べられるのは、ホームページなどの広報媒体で書かれた情報だけですから、そこのリアルを的確に把握した志望動機は思い浮かびませんでした。

 インターンとかもしていませんから、職場の風土も正確には知りません。まぁ、運営の形態からなんとなく想像は尽きますけどね。


 ほんで、志望動機欄に「この仕事がしたい!」って書いてしまうと、「それ以外の部署に配属されたら嫌なの?」って付け入られてしまいそうですし、逆に「どこでもいいです!」って書くと、「自分に軸はないのか?」なんて付け入られそうでどうやって書くのが正解なんだろうと悩みました。

 新卒就活の時は何の考えもなしに自分の考えを書き殴っていましたけど、なまじ社会人を経験してしまうと妙にヒヨってしまいますね。



3.公務員は強い

 今回、転職活動の一環として履歴書と職務経歴書を書いてみて思ったのが、やっぱり公務員ってブランド力強いよなってことです。


 まず、履歴書に「市役所」と書いているだけで職歴がすごそうに見えるんですよね。実際私が人事だったら、職歴に市役所を掲げている人を見たら、「よくわからないけど、勤勉で頭の回る人かもな?」と勝手に思ってしまいます。日本はやっぱり公務員信仰強いですから。その思想に浸かっているのは私だけではないと思います。

 それと、公務員ってなんやかんやで大企業並みに従業員数も多いですし、事業規模も幅広く・大きいです。だから、新人時代にちょっと経験した仕事でも軽く億単位のお金が動いていましたし、異動しただけでも転職レベルで違う仕事を経験したような経歴になりましたね。

 私自身はちょっとIQの高い凡人でしかありませんが、市役所にいたというだけで、その威を借りてちょっと面白い応募書類になりました。



4.転職活動は良い

 今回の経験を踏まえてお伝えしたいことは、みんな転職活動してみようよってことです。ぶっちゃけた話、今回の転職活動は半分記念受験みたいな感じで、受かれば幸せ、落ちても当然くらいのスタンスでやってます。そういう意味で本気度はそれほど高くないないんですけど、履歴書や職務経歴書を書いたことによって得られた恩恵はいくつかありました。


 まず、自分を見つめる機会になったのがよかったです。応募書類には、自己PRなど、自分を売り込む記載を書かねばなりません。そこで、私の今の強みってなんなんだろう?って見つめ直しましたし、親しい友人や転職エージェントに意見を求めましたから。自分の良いところなんて、考える場を作らないと考えませんから、そういう意味で有意義なことだったと思います。

 また、現職の良さにもチラっとだけ気づくことができました。正直、前の部署のことなんて思い出したくもなかったんですけど、思い返してみると自分って意外と大きな仕事頑張ってたんやな、誇れるよなと思いました。現所属に関してもやっぱり色んな仕事を担当していて頑張ってるわと自己肯定感が上向きました。あと、前述した理由からして、そもそも公務員って悪くない仕事だよなって少し思えるようになりました。残業続きで仕事へのモチベーションも下がり気味のなか、現職へのポジティヴな評価を取り戻せたのはよかったです。

 そもそも、自分のことや仕事のことを文書化するという行為自体が、感情的にも頭脳的にもポジティヴな影響を与えてるなって体感しましたね。


 今回応募しても多分落ちるでしょう。しかし、合否関係なく得られた恩恵が大きかったので後悔はしないと思います。たとえ転職する気がなくとも、落ちたとしても転職活動は定期的にやるべきだなと思いました。


 皆様も歯の定期健診感覚で転職活動してみてはいかが?


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