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上席に最近思うこと


 皆さんこんにちは、今日も結局22時まで残業。勤務日はまだ3日目にも関わらず、残業時間は早くも10時間。地獄のような滑り出しです。

 今回は、私が上司に対して最近思っていることをまとめていきたいと思います。本人に流出しませんように…。いや、むしろ流出したほうが腹を割って話し合えるか?



1.残業禁止令がターニングポイント

 去る9月下旬、私の残業時間がヤバくなり始めたため、上席より残業禁止令が発出されました。平日は極力残るな、休日も必要最低限の時間だけ働けということです。

 この言葉は、残業続きで疲弊していた私にとって嬉しい言葉でした。なんせ前の職場では、今と同じペースで残業していると「残業はしてもいいから申請は翌月分に分散しなさい」という素晴らし過ぎるクソ命令が発出されましたから。

 しかし、発出を受けたその時点でも、受けた以降でも、手放しで喜んでいたというわけではありませんでした。



2.残務把握なき帰宅命令

 そんなわけで、9月の下旬は残業禁止令下での勤務となりました。しかし、この間も申請件数は増加し続け、事務処理すべきカードは毎日わんさかやってくる。また、時期を同じくして新人が配属となり、その教育係を受け持ちましたから、業務量は上旬比べて増加しました。

 そうなると仕事を定刻内に処理できず、残る体制に入るわけですが、そこで飛んでくる「帰れコール」。公認で帰れるというのはありがたい話なのですけど、私が抱えている仕事の確認や、段取りに関する助言などは一切されませんでした。ただひたすらに帰れ帰れと。


 業務量が増えており、かつ、研修担当として日中は窓に出っぱなしということから、やり残し・取りこぼしが多いのではと心配しているなか、現状を何も聞かれないのは不安通り越して恐怖でした。



3.実態がほぼない禁止令

 とまぁ、残務把握こそないものの、最初はきちんと定時で追い出されていたのですが、所詮は口頭での命令ですから、次第に形骸化し、最終週は普通に残ってました。

 残らないと処理できない状態なので仕方ないといえば仕方ありませんが、残っていいのか?残らなくてもいいのか?と板挟みになるのはそれなりにストレスでしたね。



4.命令者が一番過労

 まぁ、残業禁止令の実態あるなしは一旦置いておきましょう。しかし、問題なのはその命令を発出している上司(課長クラス)のほうが私よりも残っているということです。

 9月上旬を私とほぼ同じ残業ペースで過ごし、下旬もペースを落とすことなく残業継続という。それでいて部下には残業時間を減らすから帰れという。ほとんどブーメランでした。

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5.10月からは残業復活

 そんな感じで、直前にある程度の抑制がかかり、過重労働寸前でとどまった9月でしたが、10月に入ったら何ごともなかったかのように残業が復活しました。

 先週の金曜日まで禁止令が出ていたのに、その3日後にはOKという超絶地獄なV字回復が待っていました。



6.命令の先に見えるものは?

 そんな感じで、残業禁止令を取り巻く動向のご報告でした。今思うのは、あの「残業禁止令」の先に見えていたものは何だったんだろうということです。

 見えていたのは私の心身の健康でしょうか?上席の上席からの目でしょうか?人事の忠告でしょうか?はたまた労働基準法でしょうか?

 少しヒネた考えに陥っているとはわかっていますけど、それがハッキリと見えなかったが故に不安を覚えたのもまた事実です。


 残業は孤独だ。


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