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残業月90時間で起こった変化


 皆さんこんにちは。昨日(30日)に、9月の労働結果をご報告したところです。ご参照いただければわかるとおり、いわゆる過労死水準の働き方だったんじゃないかなぁと思います。


 そこで今回は、1ヶ月間労働に全振りした結果、私の身の回りで起こったことをご報告したいと思います。これから過労死する予定の方も、そうでない方もぜひご一読ください。


9月の働き方

 まずはじめに、9月の働き方について振り返りをしておきます。労働時間の実績については、昨日のつぶやきをご参照ください。


 もっとも特徴的なのは、休日出勤が多かったことです。平日と違い、労働時間がまるっと残業として扱われますから、残業時間を大幅に底上げるする要因となりました。

 1日平均8時間労働するとして、5日間も休日出勤をしたら、それだけで40時間の残業となります。予定(シフト作成)の時点で、すでに労働基準法(45時間)スレスレの残業水準になっていたということです。


 平日は、労働時間が凸凹になりました。ほぼ定時で帰った日があった一方で、22時を過ぎても帰れないような日もありました。


 残業平日と休日出勤による疲れや家事・私事を、残りの休日や定時平日でなんとか消化するというギリギリの1ヶ月間でした。



変化①:体調が悪化した

 一番シンプルな変化として、体調が悪化しました。過労に睡眠不足、触接活の悪化などがあるので当然ですけどね。

 寝不足だからか日中フラつくことがありますし、お腹が痛いのでここ数日は胃薬が手放せません。あと、頭痛で目玉が飛び出そうになる日が何日かに一回ありました。

 あと、朝起きるのがツラくなってきましたね。疲れが抜けきってない。



変化②:家が散らかり始めた

 あと、当たり前の変化ですけど、家事がおろそかになりました。残業平日や休日出勤日は当然家事などまともにできず、残った休日や定時平日は休養と次の出勤のための準備、人との予定に充てていました。

 極端な話、家事なんて死なない程度にやれば大丈夫だと思っているので、優先順位はかなり低く、「明日でいいや」「週末でいいや」と先延ばしにし続けていました。

 結果家が散らかりはじめ、机上にはチラシやペットボトル、寝室には取り込んだままの洗濯物が散乱する始末。水回りは、ゴキブリ等招かれざる客が来ない程度に片づけるのが精いっぱいの状態となりました。過去一汚い。

 これが継続したら、いずれはセルフ・ネグレクトと呼ばれる状態になっていくのでしょう。家事をするのは思った以上に時間・労力・気力が必要。



変化③:財務状況が悪化した

 残業代ガッポリなのに財務状況が悪化するなんて矛盾していると思われるかもしれませんけど、実際悪化しています。なぜなら、収入(残業代)以上に支出が増えているからです。主に食費で。


 8月に作り置きや買い溜めをしていた食材は、9月中旬に底を尽き、残業続きで買い足す余力も店もない状態。そうなると、必然外食で済ませることが増えてきます。外食は自炊よりも単価が上がりますから、家計をジワジワと圧迫し始めました。

 また、上記と同じ理由で昼の弁当も作ることができなくなりましたから、昼食代もやっぱり跳ね上がり、結果、昼夜のダブルパンチが家計を襲うこととなりました。

 クレジットカード(楽天ペイなどの引き落としもされる)の明細を見るたびにビックリしています。



変化④:ハゲた(多分)

 個人的には気のせいであってほしいのですが、私の頭上が少し経営不振になっているような気がします。

 受験票(マイナンバー実務検定)のために撮った写真の髪型が妙にペチャンとしていますし、昨日サウナで洗髪したら、思ったよりも分け目がクッキリしていた気がします。

 たしかに、外食続きで食生活はクソですし、睡眠不足ですし、ストレスフルで、寝落ちが多くて朝シャン続きでしたから、頭髪にとってこれほど悪い1ヶ月間はなかったと思います。そこは反省です。

 それでも20代・30代のいわゆる「若さ」で測られる年代の間は、「年輪」と「貫禄」の象徴であるハゲは習得したくないと個人的には思います。



変化⑤:ジャニー化した

 頭が冴えたのか、似非酩酊状態になっているのかはわかりませんが、テンションがおかしくなり始めています。疲れているのに妙にイケイケで、「You やっちゃいなよ!」って素で言うようになり始めました。

 ただしこの現象は、私だけでなく、職場全体でも発生しているので、相当カオスな空間です。



変化⑥:妙に頭が冴え始めた

 頭続きの変化ですが、ここでは内側のこと。ここ最近、9月の下旬あたりから妙に頭が冴えわたっている気がします。以前は鈍っていたのに。

 対応した市民の4情報(氏名・住所・生年月日・性別)が頭に残りますし、残務状況も目の前にクッキリ浮かび上がります。そして、イレギュラー対応についても、ここ最近切れ味が鋭くなっているような気がします。

 タイピングも、ここ数日は速度・精度ともに過去最高水準に到達しているような気がしていて、勝手に指が正しいキーボードをタイピングしているような感じがします。

 WAISベースでみるなら、IQが上昇していると思います。とくにワーキングメモリー(短期記憶)と知覚推理(見たもの・聞いたものから推測)が。

 心身に危険が及んで、覚醒状態になっているのかもしれません。酔っぱらっているときには気が大きくなって、自己評価が高くなるのと同じ現象が起こっているだけかもしれないですけど。



変化⑦:結婚願望が強くなった

 ギリギリまで働いてから帰ると、家に一人でいる寂しさが際立ってきました。また、過労死水準で命を擦り減らしながら生活を続けることによって、命の尊さをほのかに感じるようになっています。その結果、一緒に歩を進めるパートナーが欲しいという気持ちが強くなってきました。


 自分以外の存在のために働くモチベーションが欲しい、反対に、自分以外の存在のために仕事に区切りを入れて家に帰りたいといった欲張りな願望が生まれ始めました。

 しかし、身の危険を感じて覚醒状態になり、パートナーを追い求めるようになるなんて、起こっている変化はほぼほぼゴキブリです。



変化⑧:上司との距離ができた

 残業時間の累積が60時間を超えたあたりから、残業禁止令が敷かれることとなりました。しかし、実際のところは何も言われず遅くまで残ってしまう日か、残務状況を聞かれずただ帰れと言われる日のどちらかになってしまいました。

 結果、この残業禁止令は私を見て言ってくれているのか、それとも人事を見て言っているのかがわからなくなり、少し距離ができました。

 そのあたりのことは別で記事を書こうかなと思っていますけど。



10月は要改善

 そんな感じで、短期間でもかなり大きな変化が起きました。やはり月90時間も残業をすると、これまでの生活水準を維持できなくなりますね。

 残業が少なかった前の生活と、今の生活でどちらが良いかと言われれば、私は前の生活のほうがよかったと思います。心身ともに楽だったし、趣味に時間を使えるし。


 しかし、マイナポイントの対象となるカードの申請期限が延長となったことにより、10月以降も業務量の減少は見込めなくなりました。また、10月中旬には47都道府県制覇後半戦というこれまた過酷なイベントがありますから、今のまま生活するとぼろぼろになって死んでしまう恐れがあります。

 そこで10月は、9月と異なった立ち回りで生活することが要求されていると言ってよいでしょう。具体的にどうするかは考えていませんが、まずこの残業地獄に立ち向かっていきたいと思っています。あとは家の片づけだな。

 私の残業日誌および起きた変化については、今後も引き続き書き記していこうと思っています。貴重な資料として活用していただければと思います。何の予告もなく1ヵ月以上更新が止まった場合は死んだと思ってください。

 とりあえずはそうならないように対策を練ります。

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