結婚相談所比較
結婚相談所の正しい選び方
ここでは結婚相談所の正しい選び方を3つのポイントごとに紹介したいと思います。
今回はそのうちの1つ「連盟」についてご紹介します。
1、連盟
連盟とは、日本中のほとんどの結婚相談所は、連盟という組織に所属することによって会員数を確保しています。
例えば今日から新しく結婚相談所を始めたばかりのAさんという仲人さんがいるとしましょう。
Aさんは当然、結婚相談所を始めたのが今日からなのでAさん相談所には1人も会員さんがいないとしましょう。
ですが、もしAさんが例えばIBJ(日本結婚相談所連盟)に所属していれば、Aさん相談所には、約58,000人の会員さんが活動範囲の対象となり、約58,000人の中からお見合い、交際、結婚まですることができます。
連盟に所属することによって、その連盟に所属している他社の結婚相談所の会員さんを共有する形がとれるわけです。
ですので結婚相談所を始めたばかりの仲人さんでも、HP等で「うちの相談所には、会員が58,000人います」と堂々とさも自分の所の会員がたくさんいるかの様に表記しているわけなんです。
連盟も色々あって下記で各連盟の所属相談所数と会員数をまとめています。
•日本ブライダル連盟(BIU)
所属相談所数1650社 会員数 約54,000人
•日本仲人連盟(NNR)
所属相談所数850社 会員数 約15,000人
•良縁ネット(Rnet)
所属相談所数 非公開 会員数 約38,000人
•日本結婚相談所連盟(IBJ)
所属相談所数1440社 会員数 約58,000人
•日本結婚相談協会(JBA)
所属相談所数2000社 会員数 約45,000人
・仲人ネットコム(NNC)
所属相談所数400社 会員数 約23,000人
結婚相談所によっては、この連盟に2~3つほど所属している結婚相談所もあります。
この結婚相談所の狙いは、「うちは約10万人から選べます」とあたかも会員数が多くて選びやすいと言いたいがために何社かの連盟に登録している結婚相談所もありますが・・・
もちろん100%ではありませんが、これらの違う連盟同士での会員さんは、80%ぐらいの会員さんは重複、つまりかぶっています。
例えばB結婚相談所は、IBJとNNRに所属しているとしましょう。
そこに新しい会員さんのCさんがB結婚相談所に入会しました。
するとB結婚相談所は、Cさんが少しでもお見合いの確率が上がるように、少しでも他の会員さんの目に触れる機会を増やすために、当然、B結婚相談所が所属しているIBJにもNNRにも、Cさんのプロフィールを公開します。
当然、全く同じプロフィールです。
違うプロフィールなら大変ですよね・・・こっちの加盟だけ年収が多いとか・・・
ようするに、全く同じCさんのプロフィールがIBJにもNNRにも公開される・・・
ようするに重複、かぶっているわけです。
現在、もっとも会員数が多いのは、IBJです。検索システムも最新のAI機能を使うなど、使いやすい機能も多いので、おすすめですが、どの連盟も連盟同士で更に手を組んだりとどの連盟も頑張ってIBJを追い越そうとしているので、
この先、IBJがずっと一番でいるかどうかは分かりません。
ただ、はっきり言って会員数が2万人も超えていれば活動するには十分な会員数なので、どこの連盟でも良いと思います。
ただ一点、注意してほしいのが、各結婚相談所は、各連盟に多額の加盟金に加えて、毎月の管理費を払っているわけです。
もし、あなたが気になる結婚相談所が、3つも4つも連盟に所属していれば、その結婚相談所は、3つも4つもの連盟に多額の加盟金と4つ分の毎月の管理費を払っているわけです。
では、その多額の加盟金と4つ分の毎月の管理費は、いったいどこから捻出するか、もう分かりますよね?
そうです、その結婚相談所に入会した会員さんから【徴収】するわけです。
ですので、意外と軽く見る人もいると思いますが、まず結婚相談所を選ぶ際は、どこの連盟に所属しているのか、そして何個の連盟に所属しているのか、しっかり確認しておきましょう。
実際にどこかの相談所に入会して検索してみたら分かると思いますが、連盟を2つも3つも使い分けて・・・会員数が7万人、8万人・・・10万人となってくると本当にわけが分からなくなります。ただの人探しゲームになっている人もいます・・・
私のおすすめは、IBJ。加盟連盟数は、1個で十分です。