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【プロダクト部門特集#1】競技プログラミングの熱狂者!中田さんを深堀り!

「なんだか難しそう」「堅そう」などと言われてしまうことも多いAcompanyのプロダクト部門!その印象が少しでも和らげば嬉しいなと思いこの特集をはじめました。
今回の記事は、アカントピック#37_【Pd部門特集#1】競プロガチ勢の中田さんをもっと深掘り!を、インタビュー記事として編集・再構成したものです。

中田 涼介さん
プロダクト部門 DCRチーム PETs部隊 リード
1996年北海道札幌市生まれ。2021年6月にAcompany3人目の正社員メンバーとしてジョイン。学部4年生時代から始めた競プロは今でも毎日のように続けており、2024年1月現在のレートは2000ちょっと(黄)。社内の競プロ部の活動や、Acompany主催のプログラミングコンテストも運営中。
中田さんのブログ: https://chut1130m.hatenablog.com/

中田さん


大学時代と就職活動、そしてハンター?!

戸田:
今日は戸田・田中・中田のしりとり3人でお願いします(笑)。
過去のアカントピックでもお聞きしましたが、あらためて、中田さんがAcompanyに入るまでの経緯を教えてください。

中田:
大学時代は情報学部で「進化計算」「多目的最適化」をキーワードに勉強や研究をしていました。
大学院時代に軽く就活をしましたが、途中でめんどくさくなってやめてしまい、就職先を決めないまま、卒業後しばらくハンターをしていました(笑)(※カプコンのゲームタイトル:「モンスターハンター」)。

戸田:
ハンター?!いいですね(笑)。就職活動が面倒になってしまったのですか?

中田:
はい。「〇〇をすごくやりたい」という気持ちが無かったため、「就活」自体が面倒になってしまいました。
それよりも「自分の力を活かしたい」という思いだったので、プログラミングができればなんでもよかったです。
Acompanyには、5月ごろに趣味の競技プログラミングきっかけで出会いました。
当時AcompanyのサイトでQuickMPC(※当時のAcompanyのプロダクト名)の文字を見つけ、大学時代に所属していたサークルの頭文字がMPCだったこともあり、シンパシーを感じて入社を決めました。

過去のインタビュー時の写真を拝借

中田さんと競技プログラミング

戸田:
中田さんといえば「競プロ」ですが、競技プログラミングはどういうきっかけで始めたんですか?

中田:
学部4年生の夏に、ICPC(ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト)を知り、面白そうだったので参加しようと決めました。ICPCはチーム戦なので、研究室内でもプログラミングに造詣の深い人を誘ってみました。
それが、あとから分かったのですが、その人が所謂「競プロガチ勢」でした。そういえば、たまに「AtCoderはいいぞ」とか言っていましたね(笑)。
その人の力で予選を突破したので、本選で足を引っ張らないように勉強を始めたのがきっかけです。

戸田:
それは面白いですね。今となってはAcompanyの競プロ部を盛り上げる1人として、しっかり向き合っていますよね。

中田:
みんなで毎週AtCoderや他のコンテストに出ています。

田中:
競プロ部のSlackを見ると、中田さんが23時すぎから2時前まで活動しいているのがわかります。

中田:
海外のコンテストにも出ているので時差の関係もあったり、相対評価でレート(順位・スコアのようなもの)が決まるのでサボれないんです。今のレートは2000ちょっと(黄)です。

<中田さんの過去のインタビュー記事はこちら↓>

プロダクト部門・DCRチーム・PETs部隊

戸田:
中田さんはPETs部隊所属ですが、業務ではどのようなことを担当しているのですか?

中田:
一言で言うと、R&Dチームと顧客の橋渡し役ですかね。
R&Dチームが研究・開発しているものを、プロダクトにできるようにアレンジしたりして、プロダクト部門との橋渡しをしています。数学的な深い部分についてはPETs部隊からR&Dチームに逆依頼する形になることもあります。

田中:
R&Dチームが論文を読みながら、使えるようにモジュール化するのですが、
それをプロダクトに載せて実用化していくところにギャップがあります。
たとえば、テストのカバレッジを増やして安定化させる・動作を保証する・高速化するなどです。PETs部隊はそこを埋める役割を担っています。
エンジニアリングだけではなく、R&Dがつくったモジュールを理解する「R&D力」みたいなものも一定求められますね。
中田さんはいつもそこをいい感じにやってくれて、大変助かっています。

中田:
そういうわけなので、R&Dチームのミーティングにも潜り込んで、色々と勉強したりしています。

戸田:
冒頭のお話で、入社の決め手が「自分の力を活かしたプログラミングの仕事をしたい」ということでしたが、実際にAcompanyのエンジニアとして仕事する中で、どんなときにやりがいや楽しさを感じていますか?

中田:
プログラムをきれいに整備することが楽しいです。
きれい好きなところがあって、適当に書かれたソースコードを見ると不快になってしまうんです(笑)。
きれいなコードを見ると、書いた人の考え方が垣間見えます。特にレビュー(他の人が書いたコードを確認する作業)のときには、その人の思想が見れてとても面白いです。

戸田:
なるほどなるほど。社内交流企画でR&Dチームのメンバーに話を聞いた時に、「R&Dチームの書くコードはめちゃくちゃだ」と言っていたので、そこをきれいに整備していくのですね!
同じプロダクト部門内の他部隊との関わりについても教えてください。

中田:
明確に、どこと、どのように関わるのか、がいい感じに決まっていて、PETs部隊は基盤部隊とよく関わります。

戸田:
部門間や部隊間の要望に挟まれて大変なときはありますか?

中田:
そのあたりは田中さんがいい感じに調整してやってくれているので、問題ありません。

過去のインタビュー時の写真を拝借

APC(Acompany Programming Contest)について

戸田:
2024年1月27日に開催した、Acompany Programing Contest (APC) #3について、開催の経緯を教えてください。

中田:
実は、#2開催のあとに素案は考えていました。色々あって手を付けられていませんでしたが、今回1年くらいほこりを被っていたもの掘り出しました。

戸田:
今回は#3でしたが、APC自体はそもそもどういうきっかけで始まったのですか?

中田:
元々大学時代に大学内競プロコンテストを主催したことがありました。そのことを当時、高橋さん・近藤さんに話したところ、「Acompanyでもやろうよ!」ということになり、実現しました。
初回開催時は、2問目に難しい問題を作ってしまった苦い思い出があります(笑)。

田中:
普通は1問目から順に難易度が上がっていくのですが、2問目がいきなりめちゃくちゃ難しくて、僕も椅子を温めていたひとりです(笑)。

どんな人と一緒に働きたい?

戸田:
中田さんは、どんな人にプロダクト部門に来てほしいですか?

中田:
チームとしての要望は他の人が今後発信すると思うので、個人の願望をお伝えすると、「競プロアクティブユーザー」に来てほしいです!

田中:
毎週火曜日に、外部の方も参加できるDiscord開催の競プロ勉強会をやっているので、ぜひぜひ参加してAcompanyの雰囲気を感じてほしいなと思います。

おまけの宣伝

競プロ勉強会は↓こちら↓のconnpassにて、順次案内しています!

中田さんの書いた競プロレートを上げる裏技記事や、同じPETs部隊の別の競プロer(橙)坂本さんが書いた、競プロ勉強会や、競プロx業務の記事もどうぞ。

Acompanyの採用情報は↓こちら↓から!興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にカジュアル面談にお申し込みください!

<インタビュワー>

カルチャー担当戸田 :
Acompany CEO室 チーフ
X: https://twitter.com/kirichisa_acy 
note: https://note.com/kirichisa
2021年7月コーポレートで業務委託としてAcompanyに関わり始め、2022年1月より正社員に。育休復帰後の2023年7月より新設のカルチャー担当として、カルチャー浸透や社内外への発信、採用広報に注力中。Podcastアカントピックのパーソナリティ。

田中 来樹 :
Acompany 執行役員 CTO
X: https://twitter.com/tkrk_p
note : https://note.com/tkrk_p/
名古屋大学在学時の2019年に「起業家甲子園」出場後、名古屋大学発スタートアップを共同創業、CTOを経験。その後、2020年5月株式会社Acompanyへインターン生として参画。2021年10月、正社員。2022年3月開発部門マネージャ、同年12月執行役員CTOに就任。

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