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4年目の秋、あかいろ

OWV LIVE TOUR2023 MUSEUM初日2公演が無事終わりました。余韻に浸りながらこの長ったらしい文章を書く時間がたまらなく好きです。収録に立ち会い→会場の設営で3泊4日の出張→OWV2公演という、人生の中でもなかなかに濃い1週間だったなあ。

正直アルバムを聴き込む時間はなかったし、そもそも出張でこのライブに来れるかもわからなかったし、ここ2週間は特に忙しくて週末はライブだ〜!なんて浮かれる暇は全くなかった。でもこのチケットを手放さなくてよかった!いろとりどりの4人には、しあわせをもらってばかりです。

オーディションの女の子のシーズンもはじまり、もう出会った秋から4年も経ったんだなぁ、と思う。デビューから振り返れば3年。わたしもその間に大学を卒業して何を思ったのか業界人になり、その仕事が板についたころ上京したりして人生も目まぐるしく移ろいだけれど、ふと一息つく先にはいつも彼らがいた気がする。疲れたなと思ったらフラッとコーヒーを飲みにカフェに入る、ぐらいの距離感で応援しているのがとても心地いいのです。

そして出会った季節を思い出す少し肌寒くなった季節に彼に会うと、スポットライトを浴びて歌って踊って最後には「楽しかったー!」と清々しい顔で颯爽と去っていく彼を見ていると、夢を叶えたことを実感して、あまりにも眩しくて、綺麗で、いつまでたっても泣いてしまいそうになります。尊いってこういう感情なんだなーと思いながら、きょうもステージから去っていく彼を見ていました。

ライブは言わずもがなめちゃくちゃ楽しかったけど、あの曲もやってほしい、この曲も見たかった、と思うのも一緒に過ごした時間の長さを物語っていますね。いつかリクエストライブとかできたらいいな。懐かしいあれやこれやと積み重ねた時間をいっしょに振り返ってみたい。

なんだかんだでいつもOWVのライブのあとはこうして思うことや考えたことを書いていて、きょうも懲りずに同じ内容な気がするけれど、ステージに立ってパフォーマンスすることの尊さを実感するし、彼の夢が叶っているのを一緒に見られている気がして、あたたかい気持ちになる。「花火大会見ていく人は見て帰ってもいいけど遅くならないようにね。変な人についてっちゃだめだよ」なんて小学生にかけるようなやさしい言葉を去り際にかけてくれた。

来月は初主演舞台が待っていますね。
また新たな彼に出会えるのがとっても楽しみ。仕事が一旦落ち着きそうなので、次は舞台までの日々を大事に大事にカウントダウンしようと思います。

そっと背中を押してくれる、自由に羽を伸ばせるきっかけをくれる彼らへ光を与える星屑ほどの灯りになれたら。いつもありがとう。

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