Spark ARを試着ARとしていじってみた
昨日、たまたま見ていたインスタグラムで、お気に入りのハンドメイド作家さんが「試着AR」リリースしていた。
Facebookが作ったソフトで、自分でARが作れる時代が来たらしい・・!
見ると、商品のネックレスなどを自分の動画に当てて、擬似試着体験ができるというもので、これは面白い!と思い立って、その夜自分の商品でやってみようと早速インストールしてみた。
今回は「アクセサリーを作る人や、忙しい合間を縫ってでもやるべきか考えている」人向けに、私の個人的な感想をちょっとだけ…
ちなみに、この機能は今のところSnowアプリのようなエフェクトを楽しむという要素が強いので、アクセサリーの試着という点では今後またアップデートがあるのでは?と思っています。
・・・という前提で話すと・・・
ARが自作できるのは、Spark AR studioというサイトからダウンロードすることで使うことができる。
作業ができるのはPCのみ。
スマホアプリ版は、作ったもののテストとしての確認で使える。
Facebookアカウントがあれば簡単にログインも可能。
https://sparkar.facebook.com/ar-studio/
現時点で当サイトは英語only
Ooops!英語は苦手です 涙
それでもなんとか調べながら自分の耳飾りのAR化に成功!
役立ったyoutubeがあるのでご紹介しておきます。
1年前にとられたものみたいなので、多少のアップデートはあるかもですが、初歩的な部分ではなんとかなりました^^
使ってみた感想・・・
面白い!が、ここに時間をかけるべきかはまだ決めきれない。
そう思った理由を箇条書きにすると、
・試着本来の目的よりもコンテンツとして面白い
・試着本来の目的を果たすには、時間をかけて作り込む方がお客様には優しいかも
試着本来の目的を果たせるのだろうか?と思ったのは「サイズ感」について。
例えば耳飾りなら「大ぶりというけれどどのくらいの大きさになるんだろう?」ということが知りたいと思う。
それに対してこのARの作り方は、耳飾りを例にすると、
1:自分の撮影した耳飾りの画像をPhotoshopなどで背景透過処理して取り込む
2:自分の顔をカメラに映しながら、その画像を立体的にいいバランスで耳元に来るようにする
3:大きさが実際の大きさっぽくなるように手で調整する
ここで気になるのは、
・サイズを手と感覚で修正するので「まあ大体このくらいの大きさです」という曖昧な試着になる
・アクセサリーだと結構画面に近付かないと、めっちゃ小さい
・耳飾り向きのARはサイドから見た試着はいいけれど、正面はちょっとよく分からない(私は特に耳が小さいので正面から見ると耳が見えないが、耳飾りがほっぺたに付いているようになる)
→結局、画像に自分を合わせるのに必死で、自分に似合うのかイメージしにくい
例えば、そのアクセサリーがどういうサイズ感で、映った顔の大きさがこのくらいでというのまで検知してくれれば、よりリアルで快適な試着ができるかもしれない。
今のSpark ARは試着で使う場合には「自分からアクセサリーに合わせにいく」という感覚があるので、Snowアプリみたいに比較的勝手に自分の顔にぴったりしてくれる…と想像するとちょっと違和感を感じるかもしれない。
それと、、私の場合家では基本スッピンなので、お出かけ用のアクセサリーを試着するとミスマッチな気がして「似合わないかも」と感じてしまう(これは私の問題?w)
これなら、モデルさんや作家さん自身の着画やマネキン画像の方が、サイズも雰囲気も見やすいので、私はイメージしやすいかなと思います。
まあスッピンについては余談として「サイズ感を正確に伝える」というポイントが解決すると、試着用としてすごくいい機能な気がしました。
今はどちらかというとSnowのように楽しむ感覚の方が強いので、なので「コンテンツとして面白い」と感じたというのが個人的な感想です。
画像を処理したり、場合によってはこのAR用に撮り直した方がいいと思うので、ちゃんとした試着体験として使いたい場合は、作業の工数を考えるともうちょっとアップデートを待ってからでもいいかもと思いました。
ちなみに、インスタに自作のARを載せるには、Facebookに申請して承認を得る必要があるそうです。その辺は先ほどのYoutubeで詳しく教えてくれています。
コンテンツとしては面白く、お客様からみてもちょっと物珍しいし楽しいと思うので、時間に余裕のある場合は練習も兼ねてやってみるといいかも…
「今はまだやってる人が少ないから、早めに取り入れるべき!」という声もあるけれど、そういった声に惑わされずに、それぞれの持っているリソースが許すならやるというので、今はいいかなと思うのです。
(私も惑わされかけた人の一人)
何を隠そう、私もこういうのは本当は大好きだけれど、平日2時間作業できるかどうかな私は今は制作に時間を割きたい。
時間を投資してでもやるべき!と感じたときに、また再トライしてみます!
Spark ARはまだまだ日本語の(笑)情報が少ないので、ぜひアクセサリー試着で使ってみた方は、感想を教えてくださると嬉しいです。
acoco
いただいたご支援は、 ・制作活動 ・展示会開催 等々の活動資金に充てさせていただこうと思っています。 そして時には、いつもお世話になっている夫や息子に、 おやつのひとつでもプレゼントしたいです。。 (私も食べたい← 今後もひとつでも多く、いいものを世に出せるように頑張ります!