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ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart 感想 七ツ森実くん(真告白&通常告白)

ときメモGS4、 七ツ森実くん真告白&通常告白の感想です!

※告白の返事は全パターン選択済
※基本は七ツ森タイプ+イベント回収のためNanaタイプで0.5周
※ときメモシリーズはGS4が初めてです

「オタクに優しいギャル」になったマリィ

実くんがNanaなのは攻略前から知ってたけど、地味眼鏡/格好いいモデルというだけじゃないギャップの宝庫で楽しかった! いつも温かくて優しくて、一緒にいてすごく癒されたなあ。

(下校は毎回誘われる側だったので「七ツ森くん」のままエンディングを迎えたんだけど、ここでは名前呼びにします。だって「待ってたんだ。一緒に帰ろうと思って」って言ってくれたのにリロードなんて絶っっっ対したくないじゃん!)

声の調節が下手すぎなの、オタクっぽくて可愛いねー。
動揺すると敬語交じりになるとか、モデルでキャラ作ってる時は滑らかに話せるのとか、マリィはよくわかってないけど陰キャオタクの私はわかるよ!
極めつけは風真くんが挨拶したのに音楽聞いてて気づかないふりしてた話、あーーーコミュ障あるあるーって声出して笑った!

それに対して、マリィはすごくフラットな陽キャなんだよね。
パラメーターによってここまで変わるのか!と驚いたんだけど、実くんに対するマリィは全身原色コーデで語尾に「❤」「♪」が付くような、明るくて前向きな「陽」の女の子。
花火大会で完璧な装いの人気モデルを前にして「浴衣でキメてみました❤」と屈託のない笑顔で言えちゃうマリィ、そりゃあもう眩しくて可愛いよなー!
ちょっと早口の「モデルの女子とは比べ物にならない、なんかトクベツなモエがある……」にも「彼の隣にふさわしい私」みたいな観点ゼロの純オタクの心で「それな!!!」と全力でうなずいちゃった。

あと対照的でいいなと思ったのが、プレゼントの渡し方!
いつも「反応見るの、マジで緊張するし」ってその場では開けさせてくれない実くんに対して、マリィはすぐ開けてほしいし、どうかな?って聞けちゃうんだよね。どう考えても実くんの方が洗練されたものを知ってるに決まってるのに、そういう卑屈さが全くない。

そういう健全な自己肯定感をベースにしたコミュニケーションって、自意識でがんじがらめになりがちな実くんにとっては、それこそ世界をひっくり返すくらいの衝撃だったんじゃないかな。

「きっと、お互いの苦手を助ける、いいコンビなんじゃないかな」

対・実くんのマリィって、心のありようが行くんに近いと思うんだよね。
「これをしたら他人から見たらどう思われるだろう」みたいな自意識のストッパーがないから、実くんが「俺なんかが…」モードに入った時は「どうしてそう思うの?」って聞けるし、心からそう思ってることがちゃんと伝わる。
今回グループは結成してないけど、このタイプのマリィなら仲良くなるだろうなって感じはすごくよくわかる。


実くんが自意識に目が向いてないときの思考の安定感と優しさにも驚いた。
今回アルカードとはばチャばっかりで見られなかったんだけど、マリィが他の部活で頑張ってると、今までやってきたことに自信を持って、堂々と前を向け、って背中を押して励ましてくれるんだね。

それなのに「自分」がからむとふにゃふにゃになっちゃうんだからさー!うんわかるよ!
好きなタイプも、「●●しない人」的な対・自分との関わりで語っていたけれども(行くんその条件を満たしてるじゃん!って答え合わせになってて笑ってしまった ※BL的な意味ではなく)、それ抜きにして尊敬し敬愛しているのは「目標に向かってひたむきに頑張っている人」なんじゃないかなあ。
恋愛だとそこに「モエ」要素が入るからちょっと変わってくるんだけどね!


「流行」と「芸術」の間、道端の花やシアワセな思い出のこと

行くんの感想で「流行」の意味が実くんとは違うと書いたんだけど、実くんは最新のファッションアイテムやそれが流行る「時代の空気」を読んで乗る、イメージ通りの「流行」。
メイクやファッションも感性と器用さが要求される「芸術」だしねーうんうん!

と思っていたのだけれど、攻略を進める中でそれだけじゃないことに気付いて。

 「ハァ……もう一日が終わっちゃうんだな」
 「……コレ見てるとさ、夏が終わるんだなって感じる」

 「今日のコト、来年も、再来年も、その先もずーっと、覚えてると思う」
 「いっぱい思い出作れるといいな」
 「……こんなやりとりまでずっと覚えていられたらいいな」

実くんって、楽しいことや幸せなことがあった時にいつも終わりを意識してるし、「忘れない」って言うんだよね。今の楽しい時間は、その瞬間からどんどん巻き取られて「思い出」になっていくことを知っている。そして、自分と相手が「覚えて」いないと出来事が「思い出」にならずに消えてしまうことを恐れている。

これ、思い出は遡って得ることができないってわかっている御影先生(未クリア)が言うならまだしも、現役高校生男子の発想としてはやっぱりちょっと珍しいよね。

でもそれこそが、「流行」の負の側面なんだと思う。

実くんは「流行」として消費し、消費され続ける自分(Nanaも7❤coも、他のSNSやリアルタイムのゲームも)と、不変な「素の自分」を潔癖なまでに区別しようとしているけれど、それでも自分の価値は今この瞬間にも失われ続けているっていう不安が自信のなさのベースにあるんじゃないだろうか。

「夢っていう空ばっかり見て歩いてたら道端に咲いてる小さい花、見つけられないし」

将来のことを聞いた時のこの言葉が、すごく印象的で。

花を見る間もなく通り過ぎてしまった道を無理やり引き返してきた御影先生、今まで見てこなかった花を今めいっぱい見て頬を寄せようとする柊くん、花が見えるように車を降りて自分の足で歩こうとする花椿姉妹。(※)

そして、次の季節には枯れてしまう花を惜しんで写真に残そうとする実くんの手を引くのが、遠い遠い道の先にも花が咲いていることを信じているマリィで本当に良かったなあ。

(※4人ともまだクリアしていないので、認識違いがあったら修正します)

「美学」としての「芸術」パラメーター

実くんは時代の空気に乗ることを楽しめる一方で、「誕生日はパーティでケーキを食べる」「お土産は形に残るお揃いのもの」「キス(おでこだけど)はクリスマスのイルミネーションの下で」みたいに、形をすごく大切にするなあと思っていて。

それは記念写真のような綺麗な「思い出」を残したいからというのもあるんだろうけど、なんというか信仰に近いものを持っているように見えた。

一番驚いたのは真告白にぐるぐるタッチで答えたとき。
ずーっと片思いしてた女の子に告白して、嬉しさが溢れて返事と一緒に頬を擦り寄せてきた彼女に対して「コレ、一生記憶に残るシーンだぞ?」って本来の形で「上書き」しようとするんだよ!

好きな人に触れられたら嬉しいに決まってる。
だけど、本当に好きな人だからこそ「告白するなら教会の伝説の祝福を受けて、誓いの言葉を」という美学を持った自分でいたかったんだよね。

伝統を崩したミニ丈の浴衣は好きだけど、愛の告白は教会で誓いを立てる。
「流行」を楽しめる部分と、誰が何を言おうとも変えたくない部分と。

その周りに左右されない「美なるもの」を追求するストイックな生き方って、「芸術」に近い心のありようだという気がする。

あーー、だから「流行」で「芸術」なのか!!!
パラメーター、やっぱり意味があるんだなあとかなり納得。


一番好きなシーンの話

一番好きなイベントは、Nanaが雑誌の表紙を飾ったお祝いにもらったお菓子を一緒に公園で食べる「君とスイーツと甘い時間」。

これ、今まで信仰と言ってもいいほど「思い出に残る」シチュエーションにこだわってきた実くんが、たった一度だけその枠を超えてきたのがすごく胸に刺さって。

そこで思い出したのが、バースデーケーキのこと。

「バースデーケーキってのはトクベツで。大きなケーキをパーティーのみんなで分け合う。そうすれば、みんなの心にも幸せが同じく積もるだろ」

Nanaとしての仕事が評価されたことを一緒に祝いたいなら、表紙ができてから見せたらきっと喜んでくれる。スイーツだって、店の名前がわかっているなら同じものを注文して小さなパーティを開くことだってできる。

それでも。
「今」この「幸せ」を分かち合いたくて、その衝動だけで電話をかけてきて、ロマンチックでも何でもない児童公園で、部屋着のままのマリィと一緒にスイーツを食べるんだよ…!!!!!

Nanaとして頑張ってきた自分を見ていてくれたマリィと、彼の美学に沿った「記念日」の形とは違うのに「同じ」「幸せ」を「積も」らせられた、私にとってはすごくキラキラした「思い出に残る」瞬間だった。


(ところでバースデーケーキの話は行くん攻略中に見たものなんだけど、実くんと一緒にバースデーケーキを食べるシーンはないの!??グループ結成したらパーティできる?マリィがいるのに、こんな切ない気持ちを抱えた実くんが誕生日の夜に一人でケーキ食べてるの嫌だようー!!)


スキンシップと彼の美学

声が優しいから多少距離縮めてもOKでは?と思いきや、最初のうちはどこ触ってもめちゃくちゃ嫌がられるのね!目しか見られないじゃん!!

モデルならスキンシップも慣れてるのかと思ってたんだけど、もしかしたら嫌な思いも結構してきたのかも。
直接触られたりしなくても、「かっこいい」「素敵」の延長線上にある「抱かれたい男」的な欲望の目線は、誇らしいことばかりじゃなかったのかもしれないなあ。

親しくなってくるとどんどん触れさせてくれるようになったんだけど、腕に触れる時に左腕の方が圧倒的に「手をつなぐ」「腕を組む」成功率が高いのが印象的だった。男は車道側を歩くものだって思ってるんだろうなー!

そして迎えた大接近。

「あんただっていつもと違うじゃねーか。」
「デートのこのときだけ、なんで豹変すんの?俺も同じことして応えればイイ?」

おっしゃる通りです!!!!!!!(土下座)
ほんっとうに申し訳ない!!!

絞り出すような「あんたのこと、マジで大切にしたいと思ってんのに……」に胸が痛くてさ……
デートするくらい好きな相手なら触れられたら嬉しいでしょ?っていうのがどれだけ失礼な態度かっていう…こんな誠実な人に…本当にごめんね……

と思いながらも大接近を懲りずに繰り返してたんだけども。
(「ベタベタするソレ」って、彼にしては最大限荒い言葉で表してるのがまた辛い)

「お望みなら、これ以上のコトもできますが?」
ではっとした。

実くん、自分の方がうんと力が強くて大きいし、性的なことはどうしても女性側のリスクが大きいから、大切にしたい、傷つけたくないって思いがとても強いんだよね。
その誠実さや優しさがありながら、ワイルド系モデルとして仕事をする中で、「大切にされる」よりも求められて食べられたいと願う女性もいることを知っている。

だから、このまま受け入れて、触れて、流されて、彼女の思うままに愛して求め合うことが正解である可能性もあるとわかっていて、彼自身がそうしたくなかった。

告白にぐるぐるタッチで応えると「コレ、一生記憶に残るシーンだぞ?」って言って「上書き」になるところにそれが顕著に表れてると思うんだけど、そういうロマンチックさって、生き方を支える美学なんだよね。

私は大人だから衝動に身をゆだねる愛もアリだと思ってるし、マリィはあんまり深く考えず触れたいから触れてる(?「手、震えてるぜ」がすごく謎)んだと思うけど、できる限り順番通りに一番いい形で思い出を彩り、積み重ねて生きていきたいというのは、実くんのとても素敵なところだと思う。


(ここからR18妄想…にならなかったもの)

低くて甘い声のトーンがめちゃくちゃ愛あふれてるし、謎の一人暮らしだし(私立の平均通学時間って1時間ちょいくらいだから、隣の市でも近い方では?)、壊れ物を扱うように大切に触れてくれる体格差を生かしたベッドシーンは想像しただけでとーーーーーーっってもモエるんだけど!

それでも。

きっと、ちゃんと(「盛大なウエディングベルに祝福され」る結婚式を挙げ、大切な人たちに認められる形で)結婚するまで性行為はしないと思う。
満を持して迎える初夜は一生記憶に残るものだからうんとシチュエーションにこだわるだろうし、欲望じゃなくて愛なんだよってたくさん言葉に出して伝えてくれるんだろうなあ。

それでもこのマリィは待てないだろうし、愛してるのになんで!って一度くらい爆発するだろうから、その時はちゃんと話し合えるといいな。

↓おまけ

七ツ森実がNanaになるなら、美奈子は七色のマリィになる

順調に仲を深め、あとは告白だけだなという空気になってきた3年生の学園祭、学園演劇にて。

「あんたはさ。Nanaと七ツ森実、どっちがイイの?」

は!??
そういう不安を抱いてほしくなくないから眼鏡タイプにしたんだけど!!???
伝わってなかったの?

メタ的なことを言うならNanaタイプでも共通で出てくるイベントだし、七ツ森タイプでも根底にこの不安はあるわけだから仕方ないんだけど、裏の顔チラ見せやら双子の「マリィは知らないよね」マウントやら何やらで積もり積もったものがここでバーンと来て。

――だったら同じことするから、私の気持ちになってみてよ!
と、やり直し覚悟でプレイスタイルを180度転換することにした。

最初に迎えた日曜日。
今まで行ったことのない店で全属性の服を山のように買い、その次の休みから可能な限り全ての休日にデートの約束を取り付ける。
平日はファッション誌も女友達との遊びも封印し、過ごし方もがらりと変えた。
彼が嫌いな冬の屋外でひたすらスポーツをし、「いつかあんたに愛想つかされる日が来んのかな……」と零す不安な顔を振り払うように勉強に打ち込み学年2位をキープ。

休日は、今までに見せたことのない属性の最上位(?ウルトラキュートとか)で、みちひかの言う通りにするのが嫌で流行は全無視。

ある時は一番苦手なはずのウルトラアクティブ服に眼鏡で冬の屋外で遊び、太陽の下で輝く姿から目をそらさないようにスキンシップは全部「目」にする。
またある時は、Nanaのファンが一番嫌いそうなちょいダサ清楚ガーリー服×花の髪飾りでショッピングモールに繰り出し、人目をはばからず腕を組み、体を寄せる。
あえて彼のお姉さんを連想させるような服で、見つめ合った(認識させた)後に唇に触れたことだってあった。

実くんがしたのと同じように、外見も内面もいろいろなマリィを見せて、試したかった。それで心が離れていくなら仕方ない。

その結果。
ぜーーーーんぶ肯定してくれたんだよ!!!

冬空の下で運動した後も図書館で勉強した後も顔を見せてくれて、結果が出たらまっすぐに褒めてくれて。自分と違う進路に向かうマリィを全力で応援してくれた。
デートは苦手な場所でも一度も断らなかったし、どんな服を着て何をしたって一度も嫌な顔をしなかった。

「そっか、あんたにはそういうのもアリなんだ。」
「そのジャンルはスルーしてたけど、あんたが着ればスキになりそう。」

そう!それなの!!
マリィも、実くんにもそう言いたかったんだよ!!!
服装だけじゃなく、最後までチラ見せ止まりだったネット漬け&ガチゲーマーとしての人格とか、そういうのも全部、「変わらないよ」じゃなくて「(全く違うけど、)そういうのもアリなんだ」って受け入れて「スキ」になれるんだよって言いたかったの!

(後で知ったのだけど、もっと苦手属性な服を着続けると、その属性の良さを自分の言葉で褒めてくれるという「服調教」機能があるんだね!一度好きになったら「見た目別人」でもその姿ごと好きになるって答えが出てるんじゃないかー!!)

告白関連には特にこの時期のことは影響しないんだけど(双子と関わりたくなくて電話してないけど、毎回大接近になったから多分好感度も下がってないはず)、いろいろな姿を見せるマリィに「そういうのもアリだな」って思った気持ちが、自分の多重な姿を肯定するための気付きになっていたらいいなあ。

虹の七色って、一つの光が水滴の中を通る時に分解されて七色に見えているだけなんだよね。
実くんもマリィも、プリズムを通して彩りを変えていく元は一つの大きな光というイメージがとてもしっくりきた。


あと双子ちゃん、突然冷たくしたのに、2月末(本当は3月だけど卒業式前が良くてそう設定した)の誕生日にプレゼント届けに来てくれてありがとう。
八つ当たりしてごめんね。

でもその直後のランチで風真くんとカップルなの~?とか言ってきたからやっぱりイラっときたら距離置かせてもらうわ(情緒不安定)。

「出会った頃と今、変わったと思わない?俺」

実くんがマリィに会えて変わったこと、それをとても感謝していること。
――は伝わったんだけど、正直何がいつ変わったのかわからない…!

多分これは私がパラ管理下手すぎて制作者の意図通りじゃないイベントが出てるせいだと思うんだけど、何か勘違いしていたら教えてください……

【クリスマス】
中3まではネット浸りで、現実を見ていなかった(が、今は違う)
 →写真メインSNS(Nana公式、ほかにもある?)もネトゲも続けているのでは?
言わなかったのは女装だから
 →高校に入ってからも7❤coとしての活動を続けてたよね?ハロウィンで取材してはばチャにも載せてるけど…

【告白】
これからは、ひとりの男としてあんたを大切にしたい。
 →Nanaでも7❤coでもない一人の七ツ森実としてってことだよね、これはわかる。
もう、曖昧な自分から卒業する。
 →これがわからない。Nanaであることを隠すのをやめる?7❤coだけやめるってこと?

個人的には誰かを傷つけるものではない多面性は良い面もあるからやめなくていいと思うし、自分は変わったと言いながら多重な生き方を続けることに矛盾はないと思うんだよね。

だから7❤coを続けていることとかが問題というわけじゃなくて、単純に意味が分からないし、裏の顔を探ったりしないマリィ(これすごいよね、普通ならSNS全垢特定して毎日パブサ+個スレまで監視すると思う)に対して都合のいい部分だけ見せようとしているならすごく嫌。

あとは態度の面でも、「仕事中」の変化は双子を通じて言われるだけだし、学校でもずっとマリィといるから他の友達への接し方の変化が全くわからない。
これはグループを結成したらわかるのかなーと思うんだけど、一方で「変わっていない」部分(7❤coとネトゲ隠し、地味で無口イメージ死守)は具体的に出てくるから、「変わったのはわかるけど……」感じが残ってしまった。

※グループ結成の方のストーリーを見たらまた加筆します!


なんで告白に「ごめんなさい」の選択肢があるの!?→もし断る理由を考えるとしたら、という話

多重な生き方をどうするのかわからないという問題以外に個人的に一番引っかかったのは、Nanaとしての活動と恋愛についてのスタンスをまだ聞いていないこと。

事務所の規定とかそういうのももちろんあるけど、「7❤coにはガチ恋しているファンがいる」ってことが正体を明かすことやアカウントを消すことを躊躇する大きな原因だったんだよね。
自分にとっては承認欲求を満たすための「闇」であったとしても、7❤coに恋をするファンの気持ちは本物だから踏みにじってはいけないと思ってる。

それと同じように、どれだけルールを守って誠実に発表したとしても、Nanaに彼女がいると知ったらガチ恋しているファンは絶対に傷つくよね。

専門学校進学後にすぐNanaバレする=高校の時みたいに見過ごしてもらえる環境じゃなくなった今、Nanaとしての活動と恋愛についてどう考えてるんだろう。

もし告白に即答できない理由があるなら、そこをちゃんと聞いておきたいってことかな。まあマリィは仕事のために恋人であることを隠すって選択になっても傷つかないだろうから問題ないと思うけど!


あともう一つ、これはマリィではなく私が思ったこと。

多重な生き方を「曖昧」「闇」って否定しちゃうの、その時の楽しかった思い出ごと塗りつぶしちゃうみたいですごくもったいないなと思う。
Nanaで表現できない部分を7❤coで見せていくのもアリだと思うし、それとはまた別にネトゲで暴れるキャラがあるのだって楽しいよね。

一続きの自分で表現「したくない」気持ちってマリィにはない部分だけど、絶対に否定しないで受け入れてくれると思うんだよ。

どうかこの先、「ひとりの男として」生きることに少し疲れてマヌケな自分が出そうになった夜に、マリィにその気持ちをちゃんと伝えて受け止めてもらえますように。

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