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【西洋占星術】ネイタルチャートとリロケーションチャートの繋がり考察

ホロスコープのわたしのネイタルチャート(日本)と
20年近く住んでいる今の居住地(フランス)でのリロケーションチャートの比較考察をしてみる。

ネイタルチャートが基本で最重要だというのは変わらないけど、
出生地と違う場所に長く住むと、
その場所でのリロケーションチャートの影響も現れてくると言われている。

わたしの場合、日本から離れた海外に20年近く住んでいるので
(日本には27年住んでいた)現住地の影響が出てるはず。

リロケーションすることで変わるところ

・ アングル(ASC, DSC, MC, IC)/ハウスの位置
・バーテックス・アンチバーテックス VT-AVT 軸の位置
・パート・オブ・フォーチュン POFの位置 


惑星、ノード軸はネイタルと同じ位置で変わらない。


●アセンダント - ディセンダント ASC - DSC軸●


○ネイタル:獅子座ー水瓶座、チャートルーラー=4ハウス太陽
☆リロケ:水瓶座ー獅子座、チャートルーラー=8ハウス天王星・6ハウス土星

日本とフランスの現住地では180度真逆になる。

華やかで堂々として目立つ(獅子座)イメージから、
自由で個性的(水瓶座)なイメージへ。

ネイタルの1ハウスに土星があるので、ネイタルアセンダントの獅子座的なイメージは控えめではあると思う。フランスでは外国人になるので、水瓶座的な感じに見られなくもないのかな。
ふと思ったんだけど、水瓶座ってフランス国の標語そのものだね。
=Liberté, Égalité, Fraternité 自由・平等・友愛

チャートルーラーが、太陽から天王星・土星へ。
チャートルーラーは、ホロスコープを支配する重要な惑星。

ネイタル太陽は蠍座4ハウス。
=安心安全な居場所でとことん自己表現をしていくことが大切。

リロケ天王星は蠍座8ハウス、土星は獅子座6ハウス。
=他者と深く愛情を持って関わりながら個性を発揮していくことが大切。
=自信と責任を持って社会や周りの役に立っていくことが大切。

どれも当てはまる氣がするなー。


●MC - IC軸●


○ネイタル:牡羊座ー天秤座
☆リロケ:射手座ー双子座(MCに海王星が合)

ネイタルMC牡羊座は、起業家という意味もある。
わたしはフランスで16年前に起業したので、まさしく、そのもの。

リロケMC射手座は、海外に関する仕事という意味もある。
今住んでいるフランスから日本に向けて
フランス・ヨーロッパのものを輸出販売する事業をしているので、
これも当てはまる。
リロケMCに海王星が合しているので、
占術、スピリチュアル、音楽が
社会的な目的に関連しているというのも当てはまる。


●バーテックス・アンチバーテックス VT-AVT軸●


○ネイタル:射手座ー双子座、5ハウスー11ハウス(VTに海王星、POFが合)
☆リロケ:乙女座ー魚座、7ハウスー1ハウス

ネイタル=VT使命・役割:自由に生きる、真理を探求する、インスピレーションを受け取る(射手座、海王星)<ー>AVT周りから求められること:知識・情報を伝達する(双子座)
リロケ=VT使命・役割:実務的な成果をあげる、人のお役に立つ(乙女座)<ー>AVT周りから求められること:目に見えないものをキャッチして現実化する(魚座)

これも確かになーと思うところがある。別の記事で詳しく考察してみよう。


●パート・オブ・フォーチュン POF●


○ネイタル:射手座、5ハウス(海王星とバーテックスと合)
☆リロケ:天秤座、7/8ハウス(冥王星と合)

射手座のPOF:海外や異文化から幸福がもたらされる
天秤座POF:愛されると実感することで幸福を感じる

これも納得。別の記事で詳しく考察してみよう。


その他氣になったところ

●インターセプトとダブルハウスが反転●

インターセプトハウス
ネイタル:5ー11ハウス、射手座ー双子座(5ハウスに金星、海王星、VT、POF)
リロケ:1ー7ハウス、魚座ー乙女座(7ハウスに冥王星、VT、(POF))
ダブルハウス
ネイタル:1と2ー7と8ハウス、獅子座ー水瓶座(1ハウスに土星)
リロケ:5と6ー11と12ハウス、蟹座ー山羊座(5ハウスに月)

反転して、ちょうどバランスが取れたのかも?
このインターセプトとダブルハウスに関しても、
別の記事で詳しく考察してみるので、今回は省略。


●ノード軸(ドラゴンヘッド蠍座ードラゴンテイル牡牛座)の位置●

ネイタル:4ー10ハウス
リロケ:8ー2ハウス

ネイタルの4ハウスにはドラゴンヘッドの他に太陽含む4天体が入っているので、4ハウスは強調されている。リロケの8ー2ハウスは蠍座ー牡牛座要素も含まれてるので、ここはちょっとわからない。

●ネイタルでは12ハウスに位置する月が、リロケでは5ハウスに●


日本よりもフランスのほうが生きやすく感じるのはこれかな。


●リロケMCに海王星が合●

これは、西洋占星術を本格的に学び出して、
リロケーションチャートを初めて出した時には驚いた。

ネイタルの海王星には、
バーテックスとパートオブフォーチュンも合していて、
海王星は、ネイタルのASC/MCと
太陽/月のミッドポイントに接触する重要天体なのだ。

今住んでいるフランスの町には、
ホロスコープから導き出して住んでいるわけでなく、
元夫が住んでいたから移り住むことになった場所。
フランス国内でも、現住地から離れた場所だったらMCからずれてしまうけど
なぜだかMCピッタリの位置だったわけだ。


●まとめ●

わたしの魂が、意図してここに導いてきた
と言えるような配置のリロケーションチャート。
わたしは、魂の望む人生を歩むために、
フランスのこの町に移り住む必要があったのだろう。

わたしのネイタルチャートでは、
7と8ハウスには惑星も感受点も何も入ってないから、
パートナーシップや結婚生活というものには
特に問題もなく重きも置かれてないと読める。
だけど、リロケーションチャートでは、
7と8ハウスに、強調されるような要素が入ってきている。
ネイタルでは、4ハウスだけでなく、
5ハウス(愛するハウス)も強調されていて、
ネイタルからリロケの流れで、
私生活での愛やパートナーシップというものが
人生のテーマの一つになっているように思う。
子供の頃からラブストーリーが好きだったのも納得がいくし、
だから、ツインレイという情報にも出会ったのかもしれない。
そして、スピリチュアルな学びをしていくことも意図されている。
ツインレイも結局はスピリチュアルな学びの一環だし。

今回深掘りしなかったところは、単体で、詳しく考察していこう。



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