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分譲マンションの管理って出来てる?修繕積立金がなくて破綻するかも…

マンションは戸建てと比べて当然ながら規模が大きいし、関係する人の数も多いですよね。
なのでマンションの管理状況が悪いと周りのエリアも影響を受けて悪くなってしまうリスクがあります。

町内でそういった治安の管理なんかは、自治会とか町内会って呼ばれる地縁団体が結構頑張ってくれてたりするんですが、マンションの場合はマンション管理組合ってのがあって、そこで自治会的な機能を果たしているため、地域の自治会とは混ざってくれないという問題もあります。

またマンション管理組合の多くが交流を生む活動はしていないと思います。そもそもマンションって近所付き合いがめんどくさいから選んでいる人も多くいますもんね。

そして最も大事なポイントは管理費をちゃんと積み立てているかだと思います。前回のnoteに書いた記事と連動しますが、管理費が安いことが良いマンションではないですね。きちんと長期的な修繕計画も見越して、必要な額を積み立てていないと大規模修繕を一度行っただけで積み立て金が足りなくなり、追加で徴収させるということもあります。

個人的には、理想は最後の解体費用まで見越すことだと思うけど、そこまでは難しいでしょうね。契約している管理会社の質に大きく左右されるものでもあります。ちゃんと長期的なことも見て、適切なプランを提供できる管理会社を選ぶことが大事ですね。

神戸市では、マンションの管理状況の「届出」と「情報の開示」を令和3年3月1日から開始しました。少しでもマンション管理が良くなっていくことを狙って。

◆制度概要
「届出」
6戸以上の分譲マンションの管理組合は、3年ごとに管理状況を届出。
届出により、市は管理状況の実態を把握し、管理状況に応じた助言・支援を行う。
「情報開示」
管理組合の意向を確認した上で、届出内容を神戸市のホームページに公開。
情報開示により、管理状況を市場が評価することや、購入予定者が管理状況を確認できるようになる。

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