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流浪者

あるとき、あなたは親に逆らってわが家を飛び出しました。

わが家を飛び出してから、どれだけさまよったことでしょう。

さまよい続けるその日々がどれだけ孤独で惨めだったことでしょう。

裏切り裏切られ、傷つけては傷つけられ、手に入れてはまた失って、、、

どれだけそのストーリーを繰り返してきたことでしょう。

あなたはもう疲れ果てていることでしょう。

帰りたい、、、でも、帰れない、、、

帰ろうにも、その帰り道すらもわからないまま、、、

かつて自分が居たわが家も、その帰り道も、すでに忘れてしまったあなたは彷徨い続けるばかりです。

どうやったらわが家に帰れるのだろう?

でも、どうすればいいのかもわからない。

自分はどこにいて、何をしているのかもわからない。

自分は誰で、
どこから来て、
どこに帰っていくのか?

今や流浪者となって、帰るところを見失って、、、

それが、今のあなたであり、私たちです。


ひたすら不幸に献身しているあなたは、まず最初に、自分が惨めであり、幸せではないと認識しなければならない。(T-14.Ⅱ.1:2)

奇跡講座/中央アート出版社


コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は、そんな流浪の旅に疲れ果てた私たちに大切なメッセージを与えてくれています。

この流浪の旅のストーリーのすべてが嘘であると、私たちに教えてくれています。

私たちはただ夢を見ているだけなのだと、コースは教えてくれています。

この世界の夢から目覚めなさい!と。

そして、それは可能なのだと教えてくれています。


あなたは神の内なるわが家にいながら、流刑の身となった夢を見ているのだが、実相に目覚めることはまったく可能である。、、、あなたが経験から認識しているように、眠っている間は、夢の中で見ていることが本当のことのように思える。だが、目が覚めた瞬間、夢の中で起こったように見えたことはすべて、まったく起こっていなかったとわかる。(T-10.Ⅰ.2:1-4)

奇跡講座/中央アート出版社


そのストーリーを終わらせることは可能なのだということです。

それを本気で望んでいる者たちこそが、ア・コース・イン・ミラクルズ(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)という霊性の道(スピリチュアリティ)を歩みはじめるのだといえましょう。


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