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すべては自ら願望して引き寄せたその結果を体験しているだけです


『引き寄せの法則』は真理の法則である

コース(奇跡のコース/奇跡講座)の観点から見るならば、そもそもがこの世界で体験していることのすべては、自分で自らが願望したその結果であると言うことができます。

つまり、私たちは自分で願望したものを体験して(受け取って)いるにすぎないということです。

たとえそれが悲惨で、惨めで、不幸な体験であろうと、自分で願望したのだということです。

ですから、何かや誰かのせいでもなく、すべて自分に責任があるということです。


”私は自分が見ている世界の被害者ではない。”(W-p1.31)

奇跡講座/中央アート出版社


というのも、ここには自分以外に誰もいないからです。

そう、その真実を思い出していくことが、私たちがコースの実践においてしていかなければならないことなのだということです。

コースの観点から見れば、この世界で起きていること、体験していることすべてが、神のひとり子の自作自演の妄想にすぎないわけです。

つまり、この世界で私たちが経験していることは、神のひとり子である私たちが自ら願望して、天国ではない体験を自らでっち上げて引き寄せているだけなのだということです。

そういう意味では、『引き寄せの法則』は真理の法則であるといえます。

ようするに、『引き寄せの法則』とまったく同じ原理で、私たちは「神から離れた」「天国から離れた」という想像力(イマジネーション)を駆使して、その体験を現実化せることをしているということです。

ただし、その体験そのものが想像力(イマジネーション)で作り出した妄想であって、所詮、妄想は妄想にしかすぎないということを忘れてはなりません。

とはいいましても、私たちはその真実をすっかり忘れてしまっています。

それゆえに、この時空の物理的世界で体験していることが現実(実在している)であるかのように知覚されているのです。

つまり、私たちは『引き寄せの法則』を使って、有限で、不完全で、脆弱さ、卑小さといった神の子ではない体験を、「人間」というキャラクターを通して遊んでいるのだと言うことができましょう。


私たちはこの世界でいったい何をしているのか?

真理から言うならば、この世界で自分が体験、経験しているもの、こと、そのすべては自分で願望したのであり、自分以外の誰かが願望したわけではないということです。

つまり、今私たちが体験しているもの、知覚しているものすべては、自分で願望して、それを引き寄せた結果であるというわけです。

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