自我との同一化から脱却して、解放されていくために私たちがすべきこと
自我について、自我の思考体系について知る
コース(奇跡のコース/奇跡講座)を学ぶとはどういうことか?
というなら、コース学習者は聖霊の思考体系について学んでいくことはもちろんのこと、 自我の思考体系についてもしっかりと学んで、そして理解していくことが求められているということです。
なぜなら、それらを理解することなく、聖霊と共に自我を直視するという実践などできないからです。
まず私たちが知らなければならないのは、私たちはすでに自我と同一化してしまっている、ということです。
しかし、私たちはそのことをまったく自覚/認識していません。
というのも、 あまりにも当たり前すぎて、自分が自我になってしまっていることを自覚/認識することすらできない状態になっているわけです。
でも、私たちがコースの教えを理解するようになっていくとき、私たちはそのことが自覚/認識できるようになっていきます。
つまり、自分=自我になってしまっているということが自覚/認識されていくなく、コースの実践において、私たちはその自我を咎めずに見ることを訓練していくわけです。
ちなみに、「咎めずに見る」とは、聖霊(の思考体系)と共に、という意味です。
ですから、自我を咎めずに見ていくためにも、聖霊の思考体系について理解していくことはもちろんのこと、自我、自我の思考体系、そして自我の力動論についても、しっかり理解することが求められているのです。
自我の様々な防衛策
コースの実践では自我を咎めずに見ることをしていくわけですが、「咎めずに見る」とは、「聖霊と共に見る」ということであり、つまり、価値判断(ジャッジ)なく見るということです。
コースの学習者である私たちはその「咎めずに見る」という実践を通して、聖霊(正しい心)の視点を修得していくのだということを知っておきましょう。
ただし、それはそう簡単ではないということもわきまえておく必要があります。
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