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学びの階梯の一番下に留まらないようにしなさい

コースの学びにコース学習歴の長さは関係ない

ワプニック博士は、「学びの階梯の一番下に留まらないようにしなさい」とコースを学んでいる私たちに警告を促しています。

それが何を意味するのか?というなら、このコース(奇跡のコース/奇跡講座)の学びには階梯(のプロセス)がちゃんとあるのだということです。

私たちがコース学習のちゃんとしたプロセスを踏んでいくならば、その階梯を上っていくことになるということです。

にもかかわらず、なぜワプニック博士は、

「学びの階梯の一番下に留まらないようにしなさい」

と私たちに注意を促すのかというなら、

それというのも、学びの階梯の一番下に留まってしまうことが、コース学習者たちにとってよくあることだからだということです。

コースという霊性の道において、それは誰もに頻繁に起こることだということです。

この私自身の経験から申しましても、その例外ではありません。

かくいう私も、階梯の一番下に留まったままであったにもかかわらず、自分はコースをもう充分理解していると思い込んでいたということです。

ただ、私の場合はワプニック博士の教材で専心して学ぶというきっかけがあったこともあって、その階梯を見つけることができたと言うことができます。

どのようにして、階梯があることを見つけることができたのか?

というなら、やはり、ワプニック博士が語っている内容が理解できるようになることによって、と言うことができます。

それに伴って、学びの階梯が見えてきたと同時に、自分は階梯の一番下で留まっていたことを自覚/認識したということです。

日本、海外において、とくに海外においては私以上に長年に渡ってコースを学んできたというコース学習者の方々を目にしますが、彼らが語るコースの内容に関することを耳にするとき、首をかしげたくなることがよくあります。

コース歴が何十年というコース学習者やコース・ティーチャーと呼ばれる方であるにもかかわらず、「???」となったりするわけです。

そのたびに、そのようなコース学習者やコース・ティーチャーを目にするたびに、ワプニック博士が注意を促していたことの意味を理解するわけです。

コース(奇跡のコース/奇跡講座)は、たしかにそう容易く学べるものでもなければ、その教えもそう簡単に理解できるようなものではありません。

コースはそのような霊性の道であるとはいえ、あまりにもその教えがひどく歪曲されているときがあるので、驚愕するときがあります。

そんな彼らはコースを曲解したまま、これからもコースの学びの階梯の一番下に留まったままなのだろうと思うわけです。

だからこそ、ワプニック博士はコース学習者の私たちに注意勧告しているのでしょう。

それは、けっして他人事ではありません。

そういうことでいえば、コースを長く学んでいるからといって、コースの学びが進んでいるかどうかはまったく関係ないと言うことができます。

長くコースを学んだ学習者のほうがコースを理解しているとはけっして言えないということです。

何年、何十年とコースを学んでいるからといって、コース歴が浅い学習者よりも、コースを理解しているとはかぎりません。

それは、コースを学んだ期間の長さには比例しないということです。

コースを何十年とかけて学んできたコース学習者ですら、コースの教えを理解していないケースはよくあるということです。

コースの思考体系を理解して、そして修得していくには、時間、プロセスを要するのはたしかです。

だからといって、長い年月をかけなきゃコースを理解することはできない、ということでもありません。

大事なのは、

正しく学ばれているか?正しく理解されているか?正しく実践されているか?

ということなのだといえます。

では、どうしたら正しく学んでいくことができるのでしょう?

学びの階梯の一番下に留まらないための秘訣は何なのでしょう?

というなら、

私の見解でいえば、やはり、ワプニック博士が解説する教材で繰り返し学び続けていく、そして日々日常の中で学んだことを適用(訓練)していくことのそれ以外にはないように思います。

ワプニック博士が解説する教材で学ぶだけでなく、その解説している内容をちゃんと理解して、実践を通して落とし込んでいくことが必須だということです。

申し上げておきますが、ワプニック博士の教材で学んでいったとしても、それでも歪曲されて理解されることは普通に起きるということも知っておくべきです。

そうならないために、繰り返し、学び続けるしかないといえるでしょう。

私から見るかぎりという言い方になりますが、日本のみならず海外のコース・ティーチャーの中で、コースの学びと実践を通して、その階梯を上っていったコース学習者だといえる人は、(今のところですが、)ワプニック博士以外に見当たりません。

それほどまでに、いとも簡単にコースは歪曲されて学ばれてしまうと言うことができるでしょう。

ある意味、この世界においては仕方なのないことだといえます。

この世界はそういうものですから。

私たちはすでに自我(の思考体系)と同一化してしまっているがゆえに、コースの教えを歪曲することは免れないのでしょう。

私たちは、そうしてしまうことに警戒していくほかないのだということです。

それゆえ、コースが教えている内容をしっかり理解し、根付かせていくことが私たちに求められているということです。

(これまでもそうだったように、)これからもますます歪曲されたコースが広まっていくだろうということも、予測します。

とはいえ、たとえそうであったとしても真摯にコースを学んでいきたい学習者は、必ず、ワプニック博士が残した教材を通して、コースを修得していくにちがいないという思いもあります。

話を戻すならば、

このコースという霊性の道の学びには階梯があるということです。

そして、その階梯がどのようなものなのかも経験的に知っており、その学びの階梯のプロセスをマスター(修得)して、それついて教えてくれているのが、ケネス・ワプニック博士だけだということです。

「学びの階梯の一番下に留まらないようにしなさい」

ワプニック博士のその言葉が、コース学習者であるあなたに届きますように。


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