1、単語・熟語

英語の基礎の基礎。これができないと何も始まらない。文法問題ですら単語が出てくるし、文法問題と思われる問題の半分くらいは熟語の問題である。英語をなんとかしたいならまずは単語熟語を頑張らせてみるといい。

単語をやるときの注意点1つめは、最初から完璧を追い求めないこと。人間はどうせ忘れる生き物なので、いくら頑張っても3歩歩けば忘れる。大切なのは、忘れる前にもう一度覚えること。よく2周目と称して復習をしていることがあるが、大体が忘れきった状態でやり直しているので、初学といってもおかしくはない。だからこそ、短期集中にして、忘れる前にやる必要がある。

また、何回も積み重ねることで100%のレベルを目指すようすべきである。1回めで60%の理解、2回目で70%、3回目で75%、7回目くらいで95%みたいな感じ。最初は1単語1意味で、徐々に意味を増やしていくという感じです。だからこそ、単語は1、2回やったから終わりというわけにはいかない。

単語を勉強する際、発音と自動詞or他動詞に注意すると良い。センターなどの発音アクセントの勉強は夏休みなどに集中してやるかと思うが、正直普段の単語の勉強のとき声に出していればできる。また自動詞他動詞が理解できていると、文法・英文解釈の勉強の際に、省略や代名詞で詰まることがない。「〜を」とかが文頭についているのを見逃さない。

 熟語は、正直単語に負けないくらい大切なものだと思っているが、みんなあまり重要視していない。熟語帳を持っている人はそこまで多くないのではないだろうか。前置詞いつ違えば意味は180度変わってくるし、熟語をニュアンスだけで訳していると、英文和訳なんてできるわけがない。また、私大などである空所補充問題でも、熟語の知識量が点数に大きく変わってくる。私立国立問わず、熟語の必要性は高い。

おすすめ単語帳

・単語王  

早慶上智など難関私大向けの一冊。単語量は2000超えと多く、内容も非常にボリュームがある。多義語や同義語なども記載されており、これ一冊あれば大学受験レベルで単語に苦しむことはない。(これに載ってない単語はどの受験生もわからない、くらいに思っていい)ただ、ボリュームが多い文、初学者には向かない。1つかんたんな単語帳を挟んでからやると効果的である。また、フラッシュカードタイプもある。こちらの方がありと簡単に進められるかもしれない。英語に自信があるならこの1冊。どうしても早慶に行きたいのならこの1冊えである。

・鉄壁

東大合格者を多数輩出している、鉄緑会が作った単語帳である。東大を目指すのならこの単語帳1択である。

・DUO

1つの英文を通して単語を覚えていく単語帳。案外ボリュームがある。英作対策も兼ねられるので、国立大学志望者はこれを使うといいかもしれない。

・速読英単語

単語帳兼音読用教材。マーチ以下の生徒におすすめ。とりあえず単語長というよりは、英文を音読しまくって、覚えるくらいの気合でいってほしい。気がついたらその英文の単語はすべて理解できているはずである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?