2022/11/30 近況報告

TRPGとDTMと読書にうつつを抜かしながら、社会復帰に向けていろいろやっている最中だ。事務職に応募するか、図書館に応募するか迷っている。
まさか自分がこんな人生を歩むとは思わなかった。眼前の2つの求人には、「障がい者雇用枠」と記載されている。ワクワクする反面、やっていけるのだろうかという不安は拭えないし、正直前向きなキャリア形成とかそういうものは望み薄だ。

まあ仕方がない。世の障がい者というのは、普段は社会保障に守られながら、自分で歩みを進めようとする意志を持ったときにはじめて、こういう厳しい社会に直面するのだと思う。

前職の書店は「好きなものに囲まれていれば体調は変化しない」と楽天的に考えていたが、全然そんなことはなかった。仕事内容に関しては申し分なく、人間関係に関しても少しもストレスは無かった。ただ、ある時からパニック発作に陥ったり、眠れなくなったりするようになった。電車が怖くなり、飛び降りる妄想を何度もした。理由なきメンタルの荒波の存在を知り、怖くなった。

そこで医者に相談したところ、何度も鬱を繰り返すということで、双極性障害Ⅱ型の病名をもらった。

今回は、自分は双極症Ⅱ型であるという前提で動くことができる。体調の波や思考のクセ、苦手な時間帯などに配慮してもらいながら、どの程度の作業ならば心理的負担にならないかということを事前に訊かれることになる。基本的に時間に追われる作業がなければ大丈夫なので、そのことをめちゃくちゃ伝えて、採用してくれるところを探すつもりだ。

僕の場合、鬱期はだいたい3ヶ月ほど続き、1週間ほど躁状態が続く。現在、薬によって鬱期の下げ止まり状態が続いている状態だ。たまにHYPER元気になっても、翌日には死んでいるという状況なのは、基本が鬱ベースだからだと医者は言う。ただ、そうした鬱期に急に元気になるというようなことも少なくなってきた。本当にあと少しだと思う。俺はようやく社会復帰する。ここまで本当に長かった。3年がかりだ。

みなさんも心を壊す前に逃げてくださいね。
また、僕みたいに「さしたる理由も思いつかずにストレスからうつ病になった」というケースもあるみたいだから、自分の健康状態のウォッチも忘れないように。一度壊れると、戻すのにはとてつもない時間がかかるから。

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