初投稿

うんこを漏らした話。
物心がついてからうんこを漏らすのは初めてだった。犬の散歩中、急にお腹が痛くなって気分が悪くなった。歩けないかもしれない。と思ったがここでたちどまるわけにもいかなかったので、1歩ずつゆっくり歩いた。
  その時、急に便意が襲ってきた。下痢だった。でもおならが溜まっているだけかもしれない、そう思い私はゆっくりとそれを解き放っていった。変な感じがした。(ちょっと出して楽になるならちょっと出した方がいいのかもしれない)そう思ってちょっとずつ出した。すれ違うサラリーマンや駅で誰かを待つおねえさん、みんな私がうんこをもらしていることは全く気づいていない。(これ、言ったらびっくりするだろうな)とか思いながら歩いた。
   余裕そうな心情を書いてしまったが、全然余裕はなかった。やばい、まだまだでたがっている。けれど走ったら絶対に漏らしてしまう。肛門にしっかり力を入れて、一歩一歩あるいた。
 家が見えてきた、犬よ立ち止まるな。何とか家に着いた、走ってトイレに行かなければ。ここで走ったのは間違いだった。私は家に着いた安心感と走ったことでうんこをもらしてしまったのだ。あの感覚はきっとずっと忘れないだろう。『ぶリュリュリュリュぶちちちちちち』パンツがどんどん重くなり、オムツを履いているようだった。ドロドロしたうんちで、あぁ、お腹痛かったな、と思い出した。パンツにうんこがたまっていくのがとても快感だったと共に、やってしまった、と思った。
  トイレに入って、おしりをふき、ズボンもパンツも脱いで、床、壁、うんちまみれ。最悪だった。家族にバレないように全部ピッカピカにふいて、ノーパンでズボンを履いて外に出た。母にはバレているのだろうか。お風呂に入った。一段落だった。
  嫌な体験だったのに、一生忘れたくないと思った。ちょっと楽しかった。

1年前に書いた日記をそのまま投稿します。
自分用。

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