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「ヤバ人形友の会」

昔々その昔、mixiというSNSがあってのう、コミュニティという機能で赤の他人と好きなものを通して繋がる交流が盛んだったもんじゃ……。
わしも20近いコミュニティを運営しておったが、そのうちの一つが「ヤバ人形友の会」というやつじゃった(古老の思い出)。
……古老の口調は疲れるので普通に書く。
「ヤバ人形」とは、コミュニティのトップに自分が書いた定義によれば

基本的に、人形(ぬいぐるみ、フィギュア含む)は、その愛らしさや美しさでわれわれ人間を癒すのが存在理由のひとつと思われます。
が、そこに真っ向から対立し、しかもそのことにすら気がついておらず、どうしようもなく存在している人形というものが世の中にはあります。
どうしようもなく存在しているけどそのどうしようもないっぷりが一周して、笑えたりかわいかったり癒されたり、ギリギリやっぱり愛せなかったり、ボーダーラインをうろうろする感じを「ヤバ人形」の神髄と考えています。

うーむ、わかるようなわからないような。
簡単に言っちゃうと、ヤバ人形=「なんだか素通りできない忘れがたい味のある人形」。
さらに、新品の人形というよりもユーズドの人形、もっというと人形の「写真」が好きだったように思う。
そこにわたしが投稿していた画像はほとんどがeBayで拾ってきた出品物で「eBayで見つけた人形友の会」でいいような気がするけど、当時eBayは少しハードルが高くて利用している人はまだ少なかったから、まあヤバ人形でもいいのかもしれない。
ともあれ、15年以上前に出品されていたので、この人形たちが今どこでどうしているかは全くわからないが、幸あれかしと言いたい。

犬か猫かわからないけど、多分犬。しっぽピーン!


躍動感のあるライオン。ちょっと西武ライオンズのマークみも感じる。


「くまのプーさん」に出てきそう。コブタ(石井桃子訳)の弟役でひとつ。


だらーん。全然怖くないホワイトタイガー。


この兄弟は離れ離れにしてはいけません。引き離したら寂しさで病みます。


スキー行ってらっしゃい! でもブーツ履いて。


首輪がついてるから飼われてるね。ご飯のお皿を前に「待て」させられてるね。


「いや〜疲れた。やっぱ引越しは疲れるね。ちょっと一服させて」


「大」という漢字は彼から生まれました。


キンチョー! 


「……え……ポークソテー食べたいって? ふ、ふーん……」


「今、わたしの噂してた?」


この子を買った人、そろそろわたしに譲ってください。



【本日のスコーピオンズ】
54曲目「Speedy's Coming(LIVE)(2015-Remaster)
5th アルバム『蠍団爆発!! スコーピオンズ・ライヴ Tokyo Tapes(Live)』(1978)より。

今回も1978年4月27日に中野サンプラザで行われたライブ盤から。
うーん、なんだろう、メロディがちょっと歌謡曲っぽいね。
ギターソロはギュインギュインしてていいんですけど。

感想は以上です。

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