見出し画像

2024年4月~6月遊んだゲームまとめ


4月

Portal Revolution

Portal2の大型MOD。1月ごろに出てちょっとだけ遊んだんですが、まさかの日本語対応がきたのであらためて最初から始めて一気にクリアしました。
ストーリーのオリジナリティは低めで、原作の物語を損なわない程度のちょうど良い塩梅でした。解釈違いが起こるよりかははるかにマシ。
それよりもパズルがとにかく良くできていた。難易度的には2の続きくらいということでしたが、簡単すぎず詰まりすぎない、本編に出てきてもおかしくない見事な歯応えでした。ちょっとした新ギミックもありつつ。おもしろかった。

Botany Manor

植物学者となり、庭園を探索して手がかりを集めながら様々な条件で咲く花を咲かせる一人称視点パズルゲーム。
花を咲かせるだけじゃなく庭園の仕掛けを解いて先に進む要素や道中のフレーバーテキストで主人公を取り巻く環境を断片的に知る要素もあるので、パズルゲームというよりはウォーキングシミュレーターと脱出ゲームの中間といったほうが近いかも。
日本語訳も謎解きに支障がないくらい自然なうえに架空の花の名前もしっかり和名っぽくなってて好印象でした。
謎自体は割と簡単な部類なんじゃないかなと思います。複数の花の手がかりを並行して手に入れる場面ではややこしくなりはしますが、きちんと情報整理すれば問題ありませんでした。手がかり一覧でその中身まで見られれば完璧でしたが(置いてある現場まで行かないとテキストが読めないのが少し面倒)。
5時間もあれば全実績解除できるし、謎と世界観をライトに楽しむゲームでした。こういうのをサッと遊べるのがPC Game Passのいいところ。実際入ってなかったら遊んでなかったと思うし。

Satisfactory

工場遠景

4月~5月はほぼこれしかしてなかった。
きっかけは、今年で早期アクセスが終わるという話が出たタイミングでセールをやってたから買うなら今のうちだな(正式リリースされるとだいたい定価が上がるので)と買って軽く動作確認をしたのが運の尽きでした。工場自動化系ゲームってだいたい途中からプログラミングみたいになるから嫌になって辞めちゃうんですけど、Satisfactoryはそうなる様子があまりないので続けられました。
結局現状実装されてるUpdate8の最後の軌道エレベーターが要求する資材のところまで遊んでしまいました。必要なものが極端に増えてしんどくなってやめちゃいましたが。
原生生物や植物が全体的にキモいのもしんどかったけど工場作るのが楽しすぎて続けられました。一部の蜘蛛系の敵をネコの写真に差し替える機能もあるにはあるけども。
正式リリースされたらもう少し遊んでみようかな、と思ってますが別の自動化ゲーをやりたい気持ちもある。

5月

カエルの為に鐘は鳴る

Nintendo Switch Onlineでゲームボーイの配信が発表された時からラインナップには載っていたカエルがついに配信されたということで改めて遊びましたがやはり名作!やろうと思えば1日でクリアできるボリュームなのに満足度が高い。おもしろすぎた。マジで色あせない。

6月

Chants of Sennaar

猫を撫でられるゲーム

Steamのウィッシュリストに入れっぱなしにしてたらしれっとPC Game Passのほうに追加されたのでさっそく遊びました。
未知の言語を状況や会話から推測し世界を探索するゲーム。期待通り面白かった。なにも解らない状態でゲーム内の世界に放り出されて少しずつ理解していくっていうのはやっぱり楽しい。
ちょくちょくステルス要素が入るけど、なきゃないでゲームが単調になるんかな?そこまで難しくなかったからまあよかったけども。

Linelith

1時間くらいでクリアできる一筆書きパズルゲーム。
まあ、なんというか、詳しいことは言えないんですよね。言えないということはつまりそういうこと。パズルゲームの絶望と希望を手軽に味わいたいときにおすすめ。マジで満足度は高いです。日本語ないけど関係なく遊べます。

未解決事件は終わらせないといけないから

罪悪感三部作でおなじみSOMI氏の新作。
今までより各所での評判が高いことに驚いてたんですが、実際クリアした今なら納得。とんでもなくいい作品でした。少し泣いた。
未解決事件として残った過去の失踪事件を思い出しながら記憶を整理し真相に迫るという物語なんですが、混濁した記憶と時系列の整理がそのままゲームになっているので、システムと物語が完全に噛み合っている。そのうえで物語の見せ方・文章の隠し方がとにかく上手(The Wakeのときもそうでしたが)なのでミステリーとしての期待感にもきちんと応えてくれる。
そうしてたどり着いた真相もしっかり衝撃的なうえに、後味が悪くない(過去作と比べてフィクション性が強い)のでストレートに味わえました。音楽・演出も上質で余韻がとにかくすごかった。
とにかくよくできている作品でした。3時間ちょっとでクリアできるのも嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?