いま、スポーツにできること

新型コロナウイルスの流行により、社会全体をはじめ、スポーツ業界も大変な事態に陥っています。

ACFCの活動の中で支障が出ているようなことはほとんどないのですが、Jリーグの延期によって起きるかもしてない最悪の事態を考えると、とても心が落ち着きません。

この事態を乗り越えるために「ACFCになにか出来ることはないか」とクラブ内でも議論しているところですが、まずは、JFA(日本サッカー協会)が始めた取り組みを紹介します。

「Sports assist you~今スポーツにできること~」
画像1日本サッカー協会(JFA)は「Sports assist you~今スポーツにできること~」と銘打ち、現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため自宅で待機されている皆さまに、ひとりでも、また室内でも取り組むことで健康の維持、促進につながるコンテンツをインターネット上で配信する取り組みを開始しました。
コンテンツにはこの取り組みの主旨に賛同してくれたプロサッカー選手たちからのレッスン動画や、JFAが持つ知見、ノウハウを基にした専門家たちによる健康維持、促進に向けたエクササイズやサッカーに特化したプログラムを用意しています。
全てのコンテンツはインターネットのつながる環境にて、無償で閲覧することが可能です。

とても素晴らしいですね。

実際にたくさんのサッカー選手がこの取り組みに賛同し、協力しています。

2020/3/14 川澄選手岡崎選手&香川選手乾選手 の映像更新
2020/3/13 岡崎選手&香川選手長谷部選手乾選手川澄選手 の映像更新
2020/3/13 育成年代(中高生)向けコンディショニングプログラム 掲載

ACFCでも選手によるリフティングやドリブル動画を公開しようと思ったのですが、ほとんど需要がないというか、それではほとんど役に立てないと思ったので辞めてしまいました。笑

そんな動画を公開するより、こうやってnoteなどを使って、いま、スポーツにできることを紹介したりすることで、この記事を見た人に少しでも元気を出してもら得るほうが意味があるのかなと考えています。

人間にとって何より重要なのは命であり、安全や健康に比べるとサッカーをはじめスポーツとはそれほど重要なことではないかもしれません。

だからといって、日頃から「夢」や「希望」を与えることを存在意義とするスポーツ業界に身を置く私達が悲観的になって、ただただこの状況を黙って見てるということは出来ません。

JFAは、この記事で紹介した通り、「Sports assist you~今スポーツにできること~」という取り組みを早々と開始しました。

Jリーグでは村井チェアマンを中心に、この事態が少しでも早く収束にむかいつつ、みなさんへJリーグのある日常も少しでも早く取り戻そうとしている姿勢が日々の記者会見や取り組みから伺うことが出来ます。

多くのサッカー選手達が、リフティング動画や自宅でも出来るフィットネスの動画をあげたり、いま自分たちにできることをSNSなどで発信しています。

サッカー界で巻き起こるこの空気感は、選手・スタッフ・サポーターみんなで団結して必ず乗り越えるんだという強い意志を持たせ、みんながそれぞれできることをしようという風に心を動していると思います。

ACFCは、この状況になったことで「スポーツ」の存在意義を再認識し、サッカーが出来る環境のありがたみを改めて実感することが出来ました。

全員でこの危機的な状況を乗り越えることで、スポーツ界やサッカー界の団結力はより強固なものとなり、これまでよりもっともっと素晴らしい未来が待っていると思います。

考え方次第では、こんな状況でも希望に満ちた明るい未来です。

みんなで共に乗り越えましょう。


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