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MGL週報 #59 - 【ほぼ雑記というかぼやき】次の一手

このエントリはゲーム開発用フレームワーク「MGL」の開発記録です。MGLはzlibライセンスの下に無償で提供されています。


次の一手

次の作業についてをどうしようか悩んでおり、方針が定まっていないまま半ば逃避気味に細かい作業にちょこちょこと手を付けています。

そもそも何に悩んでいるのかというと、事の発端は先日まで行っていた大規模リファクタリングです。この作業により、MGLのソースコード全体に対して少なからず変更が入りました。これは既存の実行結果に変化が生じないよう注意を払いながら行いましたが、いかんせん変更点が多すぎるため確証がありません。どちらかというと経験則になりますが、これだけの量の変更を行ってエンバグ(何かの修正に伴って発生する不具合)が起こらないとは考えにくいのです。

恐らくドキュメントに載っているサンプルコードなどは意図した通りに動作するでしょう。怖いのは、それらを組み合わせて動かす場合、すなわち実際のゲーム開発に用いた際に何かが起こる可能性です。これを見つけるには、よほど緻密に設計されたテストプログラムを用いるか、実際のゲームでビルドしてみて動作チェックを行うくらいしか方法は無いでしょう。

つまり、何に悩んでいるのかというと、そろそろ「ぺぐそり+」だけを実験台にするのは厳しくなってきたよね、という事。このゲーム自体はMGLの全ての機能を使っている訳ではないし、内容的にもごくシンプルなため、実験台にするには本来適当ではないのです。

MGLの検証目的の意味でも、この辺で新規に(売れるようなものでなくても良いので)1つゲームを作りたい。けど、やるとしてどんなゲームを作る?とか、微妙に着手して中途半端な状態になっているMGL側の機能はどうする?とか、少なくともアレやコレは先に整備しておいた方が良いよね?とか、考えれば考えるほど方針がブレてしまいます。悩んで手が止まってしまうくらいなら、後先考えずに手を動かした方が良いとは自覚しているのですがね。

ちなみに、ゲームの開発は裏でこっそり進めているものが1つあるのですが、これは使う機能が限定的過ぎて検証目的には向きません。こちらもあれこれ語りたい事が多いのですが、形になるまでは黙っていることにしています。


その他

悩んでいても仕方がないので、公開すると言ったまますっかり忘れてたMTK(MGL向けツール開発ライブラリ)の整理を進めています。


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