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ビタミンB1

ビタミンB1は、糖質の代謝に関わり、神経機能を正常に保つ作用もあります。


化学式



【機能】

・糖質の代謝をサポート
・神経機能を正常に保つ
・ニコチン拮抗作用

【不足すると…】

・エネルギー不足による疲労感やイライラ
・脚気(心臓と神経に障害を起こす病気)
・ウェルニッケ脳症


【摂取した方がいい人】
・炭水化物をよく食べる人
・運動中の疲れが中々抜けない人
・AGEsが大量に含まれる食事をよく食べる人
※AGEs=糖質が多ければ多く摂取し、高血糖状態が続くと、AGEsが増え、コラーゲンの弾力性が低下する。
その結果、以下の問題点が考えられる。
血管が硬化しやすい、血栓ができやすい、怪我をしやすい、シワができる、活性酸素が除去できない


【どんな食材に入ってる?】

豚ヒレ肉、魚類、たらこ、生ハム、鰻、松の実、ベーコン、カシューナッツ、大根、大豆


【摂取量】

男性:1.4mg

・きなこ 200g
・小豆 280g
・グリンピース 300g
・まいたけ 600g
・うなぎ 200g

女性:1.1mg
・いくら 5g
・たらこ 100g
・豚ヒレ 110g
・えのきたけ 500g

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

【効果】

122名の女子学生がB1をサプリメントで摂取することで、
・反応速度が高まる
・気分の良さ
・頭がクリア
になった体感を得た研究が発表されています。


【副作用】

水溶性ビタミンのため、特に心配なし
貝類、ワラビ、ゼンマイなどの山菜、鯉や鮒などの淡水魚には「アイリナーゼ」というビタミンB1を分解してしまう酵素が含まれると言われています。これを多食すると、B1が欠乏する可能性があります。


【効率の良い食べ方】

ネギやにら、ニンニクに含まれる「アリシン」という香り成分は、ビタミンB1と結合すると、血液中に長く留まり、B1を体内で長時間利用することができます。

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