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わが青春の名画座|岐阜ロイヤル劇場①

この記事では、岐阜県岐阜市柳ケ瀬商店街の名画座・ロイヤル劇場について語ります。

※自分のアルバムみたいな写真中心の記事です。


◇”青春の映画館”という存在への憧れ

館内の全体像

 自分が映画に興味を持った頃、すでに地元には映画館は現存していない状況でした。映画ファンの語る”青春の映画館”という存在に憧れがありました。
 例えば、お世話になっている大伯父さんは若い頃は朝日座という映画館に通いつめて、それが青春だった訳です。そんな思い出があるのが羨ましかったんです。

 初めはインターネットで見た覚えがあったのですが、何故か大阪府にあると思い込んでいました。数年後、別の機会に調べてみると、岐阜駅から歩いて行ける距離、名古屋から片道40分くらい。行けるじゃん!と思い、実際に行ったのが2018年2月でした。

 この時観た『網走番外地 荒野の対決』は、赤だか緑に退色して、冒頭の場面は草原を歩いていると思っていましたが、最近CS放映で見直して雪山だったのだと気付きました。
 今では通算50回以上ロイヤル劇場に通っていますが、特にフィルムの状態が悪かったと記憶しています。
 でも逆にそれが新鮮に感じたのです。

500円時代の入場券

 大学時代は、(名古屋↔岐阜間の往復交通費+入場料金)≒シネコンの学生料金だったので、観たい作品があればロイヤル劇場まで行っていました。名古屋のシネコン行くよりもそれだけ価値があると思っていたので。
 一時期は午前中に岐阜で映画を観て、名古屋に戻って午後から講義を受けるという突飛な事をしていました。

回数券

 2018年から通う度に作品の看板の写真を撮っているのですが、以下にまとめてみました。どんな作品をやっていたのか興味があればご覧ください。
 ひとつひとつの作品について語ると長くなってしまうので、省略します。


◇2018年

○『網走番外地 荒野の対決』(1966)

2018年2月『網走番外地 荒野の対決』


○『憎いあンちくしょう』(1962)

2018年5月『憎いあンちくしょう』

 写真を撮っていませんでした…
 当時のチラシが残っていたのでそちらを載せます。


○『雨あがる』(2000)

2018年6月『雨あがる』


○『赤い夕陽の渡り鳥』(1960)

2018年7月『赤い夕陽の渡り鳥』


○『新・喜びも悲しみも幾歳月』(1986)

2018年9月『新・喜びも悲しみも幾歳月』

 写真を撮っていませんでした…
 当時のチラシが残っていたのでそちらを載せます。


○『独立愚連隊』(1959)

2018年8月『独立愚連隊』


○『ゴジラVSビオランテ』(1989)

2018年9月『ゴジラVSビオランテ』


○『ゴジラVSデストロイア』(1995)

2018年9月『ゴジラVSデストロイア』


○『白夫人の妖恋』(1956)

2018年9月『白夫人の妖恋』


○『エスパイ』(1974)

2018年10月『エスパイ』


○『憂愁平野』(1963)

2018年11月『憂愁平野』


◇2019年

○『釣りバカ日誌』(1988年)

2019年1月『釣りバカ日誌』


○『小説吉田学校』(1983)

2019年2月『小説吉田学校』


○『金環蝕』(1975)

2019年2月『金環蝕』


○『炎のごとく』(1981)

2019年2月『炎のごとく』


○『拳銃無頼帖 不敵に笑う男』(1960)

2019年3月『拳銃無頼帖 不敵に笑う男』


○『東京流れ者』(1966)

2019年3月『東京流れ者』


○『続・大番 風雲篇』(1957)

2019年4月『続・大番 風雲篇』


○『南の島に雪が降る』(1961)

2019年4月『南の島に雪が降る』


○『あゝ野麦峠 新緑篇』(1982)

2019年5月『あゝ野麦峠 新緑篇』


○『新・男の絞章 度胸一番』(1964)

2019年6月『新・男の絞章 度胸一番』


○岐阜がロケ地となった映画『人生劇場』(1983)『拳銃無頼帖 明日なき男』(1960)

2019年6月『人生劇場』『拳銃無頼帖 明日なき男』

 満員のロイヤル劇場はこの時初めて見ました。岐阜大学の記念イベントなので、お客さんのほとんどはOB・OGでしょうか。自分は岐阜大学の学生ではなかったのですが一般客として入場しました。


○『零戦燃ゆ』(1984)

2019年8月『零戦燃ゆ』


○『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(1999)

2019年8月『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』


○『喜劇 各駅停車』(1965)

2019年9月『喜劇 各駅停車』


○『喜劇 百点満点』(1976)

2019年9月『喜劇 百点満点』


○『妻という名の女たち』(1963)

2019年12月『妻という名の女たち』


○『何処へ』(1966)

2019年12月『何処へ』


◇2020年

○『殺しの烙印』(1967)

2020年2月『殺しの烙印』



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