スタートアップ経理の適性を考える
前置き
皆様初めまして。藤本と申します。
SOU-MU部のアドベントカレンダーの企画に参加させていただくので、急遽埃の被った個人noteを引っ張り出してきました。
今回はなぜこんなタイトルで書こうかと思ったのかと言いますと、最近いろんなバックオフィス系のコミュニティに参加していて、意外と経理として働きたい!って方や、スタートアップの経理やりたい!って人とお会いする機会が多くあったのが大きな理由です。
また、私自身もコーポレート系の採用をやらせていただくので、最近スタートアップの経理というのを一度整理しておこうかなと思いました。
ちょっと前置き長くなってしまったんですけど、つらつらと書いていきます!
スタートアップの経理はこんな感じ!
スタートアップの経理は一言で言うと「カオス」です。
そもそもスタートアップは社歴が短く、キャッシュも限られている中で、プロダクトを一本立ちさせなければいけません。
そうしないと会社がつぶれてしまうからですね。
どうしてもフロントやエンジニアが最初に採用され、コーポレート(特に経理)が後回しになります。なので、大体外注か経理をやったことない未経験の方が片手間にやることが多いです。
経理がどこで整備されるというと、大体プロダクトが順調に成長し、さてIPOを意識しようというところですね。ここで経理募集を行うことになります。
そこで経理の方が目にするのは…、整理されてない請求書の束、エビデンスがない仕訳、明細が分からないB/S科目などなど。
まあ、こんな感じです。
スタートアップ経理に向いている人
そんなカオスな状態を正常にしていくのがあなたの使命です。
大企業を経験したことがある人なら、当然のようにある事前稟議、支払依頼などのワークフロー、当たり前に整理されている規程類、内部統制、そして標準化された業務フローが構築されている状態にするのです!
よって、スタートアップに向いている人は
①情報を自分で取ってきて、整理できる
②ビジネスのキャッチアップを素早く行うことができる
③会計のあるべきを知っている、もしくは知っている専門家にアクセスでき、専門家の言葉が理解できる。
④何より、カオスを楽しめる
あとがき
いかがでしたでしょうか?ちょっと脅かしてしまったかもしれませんが、
もしちょっとでも
「スタートアップってほんとうにこんなんなの?」
「チャレンジしてみたい!」
という方がいればぜひX(旧twitter)でいろんな人が投稿しているのでぜひいろんな意見を収集し、直接聞いてみるのがいいと思います!
ちなみに私が所属している企業でもカジュアル面談やってますのでお気軽にどうぞ!リンクはこちらです。
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