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キャリア迷子の現在地

今回は、キャリア迷子である私のこれまでと現況についてお話したいと思います。

大学卒業後、病院で少しだけ看護師として勤務したのち、自治体で(中堅まで)保健師をしていました。
退職して大学院修士課程で2年学び、そこでの就活がうまくいかず、コロナ禍も重なり、古巣の自治体で非常勤保健師として3年ほど勤務したのち、ご縁をいただいた看護系大学で教員をさせていただきました。


看護系大学教員になることは長らくの目標だったこともあり、素敵な上司や同僚に恵まれ、とても充実した毎日でしたが、今年の春から今の仕事(医療職)に転職しました。

その理由は、修士課程で学んで認定資格をいただいた職種での経験を積んで、その職種と名乗れるように、その業界に身を置いて精進したいと考えていたからです。
学んだ知識や技術を活かしたいというより、プロフェッショナルと名乗るには経験も学びも足りない現状を何とかしたいと思っていました。
(欲をいえば、大学教員をしながら、この職種でも研鑽を積むことができたら一番良かったのですが、なかなか現実はそう簡単にいかず)
…というのも、公衆衛生看護×遺伝医療という自分の興味のあるところを追求するべく、少しでもヒントが得られたら、という思いもあります。

自分の興味のあるところを追求してみようと思った結果、公衆衛生看護と遺伝医療という二刀流(?)を追うことになりましたが、その難しさがあるのも事実です。
どちらの分野も学び続けなければなりません。
そして、同じフィールドを追求する方はほとんどおらず(笑)、公衆衛生看護と遺伝医療のどちらにおいてもマイノリティに属します。

保健師としての経験はある程度積んできた一方、修士課程等で公衆衛生看護学や地域看護学を専門に修めたわけではないので、その点も諸々の難しさに繋がっているように思います。
以前、とある看護系大学教員の先生に相談させていただいたところ、看護学の分野で私の興味のあるテーマに取り組むには、遺伝医療に明るい教員がいるところでないと難しいと思う、というご助言をいただきました。
しかし、何よりの難しさの背景は、私自身の研究能力等の力不足であるとも思っています。

今後の方向性はまだよく見えていませんが、今はまず慣れない環境に少しずつ適応しながら、少しでも置かれた場所で貢献できるようになりたいです。

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