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うつ病の妻をサポートした時のお話

私には妻がいるのですが、1年前にうつ病と診断されました。

その時、私がしていたサポートについて今回は書きたいと思います。

当たり前のことしか書いていませんが、何かの気づきになれば幸いです。

■当時の状況

1年前、妻からうつ病になったことを告げられました。

原因はうつ病だった義母の介護。
義母の支離滅裂な言動、主張に妻は悩み、苦しんだ結果でした。

私は介護の愚痴を聞くだけで、介護には直接干渉しませんでしたが、干渉しておけばよかったと、とても後悔をしました。

何故なら、干渉していれば義母の状態を理解して私が妻の代わりに行動が出来た場面が多々あったからです。

その思いを胸に私は下記のサポートを実施しました。

■サポート内容

▼義母の介護の代替(うつ病原因の除去)
短期間ですが、妻を守るため義母の介護を引き受けました。

介護というと寝た切りのイメージがありますが、
義母の場合、身体には全く問題がありません。

問題は心のほうで、自分で何をやればいいのかわからず人に頼る状態。

そんなわけで私は

  ・買い物の代替
  ・部屋の片づけ
  ・相談を聞く

等を行いました。ただ、結果としては

  ・買ってきた物に文句をつけられる
  ・相談に対してアドバイスしてもすべて否定される

という感じになっていたので、介護という点では失敗だったと思います。
ですが、妻からうつ病の原因を取り除くことという目的は達成できました。

▼家事/育児の代替(妻の負担軽減)

普段から家事/育児は多少はやってきましたが

  ・炊事
  ・洗濯
  ・掃除
  ・買い物
  ・子供の送迎、子供の面倒

等の就業していても可能なかぎりサポートをしました。

■その後

  ・妻の妹
  ・妻の職場の皆さん

が妻の心配をしサポートしてくれ、その結果、妻のうつ病は寛解に至りました。

私が実際やったことは

 ・義母の介護代替(うつ病原因の除去が目的)
 ・家事/育児の代替(妻の負担軽減が目的)

という小さな2つのサポートでした。

しかし、妻には感謝され「今度は私が守る番」と私がうつ病の現在はサポートをしてくれています。

どんな小さなことでも相手のことを想って行動することで良い結果につながりますので、もし身近な人が大変な状況でしたら手を差し伸べてあげてください。