多様な研究資金の戦略的獲得が若手研究者の研究費不足を解決する鍵となるか? #博士の選択
※記事の内容は「博士の選択」掲載当時(2017年)のものです。
研究者を取り巻く研究費事情『研究費』は研究者に無くてはならないものであり、個人にとっても組織にとっても、常 に悩みのタネかと思います。研究費獲得のために短期的に成果が出やすい規模の研究や、社会的なインパクトが期待される応用研究を選択する方もいらっしゃる でしょう。しかし長い年月をかけて進められる基礎研究は研究助成金の競合も多く、特に博士学生やポスドクの多くは必然的に大きなプロジェクトの中で少しず つ成果を上げて