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パペットと話してみよう(さよなら編)

さっそくですが、本日のご相談内容です。
ペンネーム『久遠』さんからのお便りです

こんにちは。今までインターネット上で緩やかにつながっていたグループと距離を置くことに決めました。はじめから、そのグループの活動が軌道に乗れば、距離を置こうとは考えていました。そのグループの中には優秀な人たちが何人もいます。私がいる必要なんてない、私が出来ることなんてないって、そう思っています。ただ、私が戻ってくるのを待つ人も居るかと思うと、それが心の重しになってしまいます。何を相談していいのか、わからなくなってきましたが、それが私の今の状況です。

というわけで、本日は久遠さんのご相談をオーちゃんと語っていこうと思います。オーちゃん、今回のご相談だけど、どう思ったかな?

オーちゃん『うん、まずはそのグループとの関係性で疑問なんだけど、そのグループの人達っていうのは才能のある人じゃないと受け入れてくれないのかな』

グループの在り方もそれぞれだから、確かなことは言えないけれど、そんなことはないんじゃないかな。才能が要求されるなんて、よっぽど特殊なグループじゃないとね。それこそ、セミプロのスポーツ団体とか。

オーちゃん『そうだよね。才能があるから受け入れられる。才能がない人は受け入れられないなんて事は無いと思うんだ。そんなビジネスライクな関係じゃないでしょって、きっとそのグループの人達は思ってるよ』

うんうん、才能の有無なんかじゃなくて、そのグループの人達は久遠さんという人が好きで、久遠さんだからこそ一緒に居たいと思ってると僕も思うな。

オーちゃん『うん、そうそう。今は何か思うところがあって、距離を置くとしても、また戻ってくればいいよ』

お、「セーラー服と機関銃」だね。♪ さよならは別れの言葉じゃなくて~

さよならは 別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束

薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」より

オーちゃん『先日も、お客さんに説法する時に松田聖子の話をしてたし、堯友さんに年齢詐称疑惑が出てるけど。10歳くらいサバ読んでない?』

読んでへんで、失礼やな。僕は昭和歌謡が好っきゃねん。

オーちゃん『話が脱線しそうだね。元に戻すとだね、そうそう、戻ればいいんだよ』

唐突な大阪弁には一切ツッコミ入れずに、うまい事言った感だしてるね。

オーちゃん『えっへん』

でも、確かにゆっくりと一人で休んだら、また戻ればいいと僕も思うね。僕もそうだけど、ある種の人間は一人で過ごす時間がすごく大事で、その時間を使ってあれこれと考え事をしたり、自分自身を問い直したりするんだよな。

オーちゃん『自分自身を問い直す!堯友さん、良い事を言ったね。自分にとって、何が大事なのか、何が不要か。あれこれとたくさん抱え込みすぎる人はそういう内省を大事にしたらいいと思うんだ』

自分自身の価値観をはっきりとさせて、それに沿って行動を起こせば良いってことかな。

オーちゃん『そうだね、人生っていうのはすごくシンプルだと思うんだ。それを難しく考え過ぎちゃうのが、人間の悪い癖なんだよね』

オーちゃん、それは仕方ないよ。人間の社会はすごく複雑なんだから。
全部が全部、理想論だけで片付くわけじゃないんだよ。

オーちゃん『だからね、複雑だとか難しいって考えるから、そうなるんだよ。こんなの楽勝だよって思っちゃえばいいのさ。そうだ、それで、元に戻るって話だったよね。僕の見立てによると、皆は久遠さんのことを忘れないよ。でも、それはそのグループの人達が勝手にやっていることだから、別に久遠さんがプレッシャーを感じる必要はないんだ。ただ、覚えていてほしいのはそのグループの人達は久遠さんが奏でた音と紡いだ言の葉を絶対に忘れないという事だけ』

そんなこと、言いきっちゃっていいの、オーちゃん。

オーちゃん『いいの、いいの。本当のことだもん。だからね、もし、そのグループのことが恋しくなったら、いつでも戻ればいいんだよ。もしその時に、久遠さんが何かのっぴきならない問題を抱えているとしても、そのグループが一丸になって、それを解決しようとするはずだから』

おぉぉ、今日のオーちゃんはいつになく多弁だね。久遠さん、オーちゃんの言う通りです。そのグループのみんながあなたのことを待っているからと言って、それを負担に感じる必要はありません。そして、帰りたくなったら帰ればいいんです。みんな、喜ぶはずですから。

オーちゃん『そうだよ。「さよなら」は別れじゃなくて、また会おうって意味なんだから』

オーちゃん、それは僕が歌うところー             (完)


というわけで、人間関係というのはいくつになっても難しいものだと僕も感じます。でも、一度結ばれた縁は完全に切れるという事はありません。どんなに離れても、互いが互いを覚えている限りはつながったまま残っています。良い縁は残しておいて、悪縁はさっさと薄めていけばいいのです。

余談ですが、冒頭にあげた薬師丸ひろ子の『セーラー服と機関銃』。
最近のお気に入り曲で、ヘビーローテーションしてます

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