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場の理論 - 展示イベント「KEEP IT REAL」に参加して-

1月20日に「KEEP IT REAL」(@虎ノ門ヒルズフォーラム)へ行ってきました。

今までの展示会は、広大なスペースに多数の出展者と来場者が集まり「商品のプロモーションと商談」が目的でした。しかし、この「KEEP IT REAL」は出展者と来場者が直接コミュニケーションする機会を大切にしていました。それは、“体験価値を重視した空間”をつくる共創型展示会を目指しているからだそうです。

ところで、私が一番に感動したのは展示台でした。

re机

本当に“丁度良い大きさ”です。
天板は120センチメートルの正方形で高さは95センチメートルとのことです。展示されている商品を手に取ってみたり、眺めたりするのに丁度良い高さです。
また、コミュニケーションにも適した大きさでした。対角線上に立っても、角を挟んで直角に立っても、違和感がなくお話ができる心地よい空間だったと思います。

re会話

久しぶりに、沢山の方が集まるリアルな場に足を運びましたが、やはり「リアルな場」のコミュニケーションは良いなと感じました。
それはきっと、“ちょっとしたお話”が簡単にできる環境だからだと思います。必須情報ではなく、なんとなく知りたい程度のお話です。わざわざ電話をしたり、オンラインミーティングでお話するまでの情報ではない、本当に“ちょっとしたお話”です。


クルト・レヴィン(1890年-1947年)が提唱した『場の理論』をご存知でしょうか。

「人の行動には、その人の特性と周囲の環境が関係している」という考えです。関数で表現すると以下になります。
B=f(P, E)
B: behavior(行動)/ P: person(人)/ E: environment(環境)

人の行動には環境が大きく影響していることを示しています。

環境と言えば・・・

KEEP IT REALの会場ではDJが音楽を流していました。このように、ちょっとした工夫が環境を大きく変えているのですね。「どのような環境に身を置くか」は、知らず知らずのうちに私達の行動に影響を与えていると思うと、環境にもっと配慮したいと思いました。

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そして、リアルな場を運営している立場として、環境についてもっと深く考えていきたいと思います。

KEEP IT REALへ参加して多くの気付きを得ました。

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子


#アカデミーヒルズ , #KEEP IT REAL, #場の理論 , #リアル , #集う場



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