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13年の重み

 Acacia Leafの神崎です。

 今回はいつものご挨拶は省きまして、本編へ移ります。
 本日、3月11日。
 東北を中心とする東日本ほぼ全域を襲った未曽有の大震災から13年が経過しました。
 その時、そしてその影響にて亡くなられた全ての方々に、深く哀悼の意を表します。
 そして、未だ行方不明の方々と避難生活を余儀無くされている方々が、大切な方の、そして大切な故郷の元に帰れますように。

 今回は、その日に思うことを色々、備忘録代わりにお話します。
 震災より後のことです。
 そして、かなり長くなるのでお暇な時の閲覧推奨です。

東北にこだわり始めたきっかけ

 実は、震災を経験するまで、恥ずかしながら東北方面には行ったことも無ければ、周辺の友人、知人にも東北出身者がおらず、縁が無い状態でした。
 東北、とりわけ岩手を強く意識するきっかけになったのは、震災から1年後の2012年。
 当時撮らせて頂いていたバンドの方々が良く対バンしていたバンドさんに、岩手出身の方々がいらっしゃったことでした。

 その縁で何度か撮らせて頂き、なんと解散Liveの撮影オファーを頂きました。
 その地は、岩手・盛岡のライブハウス。
 東北でも夏はしっかり暑い、ということを感じさせてくれました。

 その時の模様はこちら。
 今よりもかなり粗削りな写真ですが、よろしければご覧くださいませ。

Z-TAKE presents Z III -サヨナラ、君と世界GIG-

 この日をきっかけに、岩手に対する思いが強くなりました。
 Acacia Leaf立ち上げ後、初めて関東の外で受けたお仕事の地だから、ということは勿論、岩手の暖かい雰囲気にすっかり魅了されました。

 その後、同じ岩手の釜石に住んでいた方と仲良くなり、未だ爪痕が強く残る沿岸の景色を一緒に回ってくれました。
 当時はその後、個展取材の合間に立ち寄ったイオンタウン釜石もまだオープン前でしたね…。

 その時の模様を貼っておきます。
※瓦礫の写真等が有ります。精神的ショックを受ける可能性が有りますので、閲覧はご注意ください

3.11の爪痕、そして、そこからの光

今後、東北とどう向き合うのか

 写真を通じて、東北の日常風景を伝えていく。
 ここ数年、私が主に個展を開く上でのライフワークとしてきました。
 今年からは作品披露の場が減る分、より東北の地と向き合い、日常風景を見つめていくこと。
 そして、既に訪れた所でも、まだ行ったことの無い場所を「その地の方々に親しまていること、もの」中心に巡ること。
 普段の食事でも東北産のものを(今後暫くは北陸のものも併せて)取り入れること。
 改めて意識していこうと思います。

頂いたサポートは今後の撮影業務(主に機材費、交通費)に役立たせて頂きます。もしよろしければお気持ちを頂けますと幸いです!