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「ありがとう生クリーム」

とにかく好きなのである。この生クリームというものが。なんせ生のクリームなのだからそれはもう半端ない。

特にこの「生」という部分がいい。加工や養殖ではない、生まれたままの純粋な姿の「生」である。それがクリームになっているのだ。

私が6歳の頃にはソフトクリームの存在は知っていた。あの冷たくて甘いもの。まぁ確かにこれはこれでいい。ところがこの生クリームときたら、

冷たくないのだ。

生暖かい感じ。初めて食べた時は驚いた。私はゴージャスなガラス容器に入れられたパフェを、冗談みたいに細っこいスプーンですくって食べていた。冷たいソフトクリームを平らげ、さらに奥に進もうとした時に新たな白い物体に気づいた。あれ?まだソフトが残っていたの?おもむろにすくって口に運ぶと、

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